191220 立海後編レポ①

2019/12/20 19:00

@日本青年館ホール

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

観劇してまいりました。

昨日が初日のため、本日の公演が自身の初日であるという方は私以外にもたくさんいたと思われます。(観劇中のリアクションや開演前の周りの方のお話し声からそんな感じがしました。)

 

Twitterを見るのをやめてネタバレ遮断をしておりましたのでかなり新鮮な気持ちで見ることができました。また、目の前が通路の超良席だったので全体も見え、表情も見え、後編最高の幕開けとなりました。

 

1stシーズン、2ndシーズンとの演出の違いをメインにレポしていこうと思います。

 

※めちゃめちゃネタバレします。

※偏見や個人的意見がかなり含まれます。

 

当方テニプリ10年来のライトヲタ、立海の女です。

ミュは全国立海公演のみ1st〜3rdまで全て観劇してますが他校の公演は半分くらいはDVDで履修した程度ですので、そのくらいのヲタであることを認識された上でご覧ください。

 

 

 

開幕

 

暗闇に浮かび上がる幸村不在の立海

センターには真田

 

真田「都大会、関東大会、全国大会を無敗で勝ち進む!」

全員「イエッサー!」

 

神奈川県大会じゃないんだ…と思ったのですがそんなこと考えていられないくらい信じられないことが起きました

立海新曲ぽいイントロが流れたのでワクワクしていたら

 

なーんのたーめにー

 

まさかの『勝つことが使命』

 

 

M1 立海メドレー(勝つことが使命〜非情のテニス)

 

ここで聞けるとは思っていなかったので死ぬほど仰天しました

 

立海が冒頭で歌うとするなら、前編の青学の前日エピみたいな感じからの新曲か、リバイバルで『常勝立海』じゃないかなと勝手に想像していたのでめちゃくちゃ興奮しました

 

仁王柳生 何のために俺たちはテニスをする

丸井桑原 それは勝つために他ならない

赤也 負けるのは恥 屈辱でしかない

 勝つためだけに俺たちは戦う

立海 それが使命

〜間奏〜

真田 負けてはならぬ 必ず勝て

立海 負けはいけない絶対勝つこと

   それが掟

 

ドーーーーーン

 

これ聞けただけで来た価値があったなと思いました

迫力がありすぎる、そして幸村不在の中立海が努力を重ねてきたのがよくわかる

 

うーん立海の服装、制服だったと、おもいます(曖昧)

 

個人的に赤也パートが負けるのは恥〜のところだったのが非常に良かったです

 

 

 

場面変わって

アメリカのジュニア大会で優勝した越前が名門青春学園へ入学だって?」

と、声が流れます

 

そしてまさかの佐々部登場

正直リリアデント・クラウザーのときよりもビビりました

 

ピンスポを当てられていて、動きません

落ちたラケットを拾おうとする姿勢の佐々部に対してリョーマが「ぴんぽーん」

上から掴むように待つのがイースタングリップ、握手のように持つのがウエスタングリップだよ、と教えてくれます

 

これが当公演でのリョーマの初めてのセリフになります

確かに初期のテニスの王子様の中でも特徴的なシーンなので組み込むのは納得がいきます 

その後まさかの荒井まで登場 ラケットをリョーマに向けて突き出した状態で止まるのでつらそうです

桃ちゃん先輩が「荒井!先輩たちがいないからって新入生をいじめちゃいけねーな、いけねーよ」と声をかけます

 

その後は2ndの冒頭と同じでした

 

乾「生意気なルーキーだが、こいつ、来るな」

のような感じで初期に試合をしたメンバーと堀尾がピンスポ浴びていくやつです

 

リョーマ「ここへ来てよかったよ。いろんなテニスを倒せるからね。でも先輩たち」

 

従来ならここで「まだまだだね」と言っていたところが、無言

 

下手に少し高い台があり、その上に南次郎がいます

そして南次郎が言います

「まだまだだね」

 

リョーマはにゃろう…と、がむしゃらにラケットを振ります

 

 

M2 I'm always winner〜ポジティブシンキング(青学新曲)

 

I'm always winnerを歌い上げるリョーマ

 

確認したら小越リョーマも古田リョーマも歌ってましたが、なぜか柳リョーマが思い浮かんだので、歴史を感じ鳥肌が立って泣きそうになりました

 

青学新曲すんごくよかったです

 

「ポジティブシンキングで」

と繰り返し歌う青学レギュラー陣

それぞれのソロパートが長めにあり、またみんな歌が安定していて非常に聞き取りやすかった、でもさすがに歌詞の全てを把握することはできませんでした

「俺とお前はいつでも僅差の勝負」

というところだけ覚えています

 

以下ソロパート覚えている単語だけ並べます

(ソロの順番はこれで合っているはずです)

 

手塚 (忘れました)

大石 (忘れました) 

  …頭脳プレイで目に物見せる

河村 パワー全開…待ったは無しだぜ 

海堂 俺を舐めるんじゃねぇ …

菊丸 ひょひょいと…縦横無尽に飛び回るぜ

不二 … 勝利者宣言 頼もしい限り

桃城 優勝だけがみんなの願い…

リョーマ みんなの鼓動が………

                  このチームの一員になれて良かった

 

 

青学の良さってやっぱりこのキラキラですよね

チームワーク!勇気!夢!

個人的にタカさんパートのハイトーンがすごく好きでした

そして不二の勝利者宣言〜のところはめっちゃ印象的でしたので強烈に覚えています

2ndシーズンのガッツ!で矢田不二が青学を率いて闊歩しながら高らかに歌った「この勝利者宣言みんな聞こえてるね」を彷彿とさせるからですね

 

手塚と不二のダンスがちょっともったりしているのが可愛かったです ああいうダンス苦手なんでしょうか

 

 

 

場面変わって

 

トリオがライバルスを探しにいきます

堀尾「でも越前のやつ、何で記憶喪失なんかになったんだろうな」

というきっかけ台詞で滝のシーンへ移行します

ここは従来とほぼ全く変わりません

ただ技術がめちゃくちゃ進歩していました

 

バックスクリーン一面に滝、上下それぞれにリョーマと南次郎がのる岩、その間をリノリウムの上スレスレにスモークが走っています

照明とスモークで本物の水面のようでした

 

リョーマにブランケット?をかけてあげる南次郎が岩間を移動する際、パシャパシャと水の音がしてリアルです

 

今までは川の中のちょっとした石を渡る形で濡れないように移動していた気がするんですが、はかまをたくし上げて濡れながら歩いていました

 

演出に技術が追いついた、ということなんでしょうか

 

 

M3 新たな世界へ

 

メロディも歌詞も完全にそのままだったとおもいます

1stの方を続投は意外でした

(これこそ新曲になる枠だろうと思っていたので)

2ndで新曲作っていたと思ったんですが作っていなかったです…ずっとこの曲なんですね

 

 

 

 

リョーマくん、翌日には木の枝で石をまともに打てるようになりますが、巨木が流れてきてバランスを崩してしまい、川に落ちます

そして記憶喪失になってしまうわけですね(端的)従来通りです

 

 

 

南次郎がお花畑のなかをちょっとしたトロッコみたいなもので移動していきます

(2ndシーズンまでは列車に乗っていたのですが、3rdでは駅までたどり着けなかったようですね)

鉄腕DASHTOKIOが作ったような、手でポンプみたいにレバーを引き、それで進んでいくみたいなトロッコです

多分軽井沢の現地の人みたいなひとが操縦しているのですが途中で寝てしまい、坂道だったので転がって元の場所に戻ってしまう

全国大会の結果を知りたい南次郎が慌ててラジオをつけますがノイズで聞こえない

相変わらずアナウンスはえなってる声で、相葉っちを思い出してしまいますね

 

 

ラジオのシーンが出てきたということは、あれじゃないですか

あの1stシーズンでめちゃくちゃ大人気だったハイライト

前編で行われた試合を振り返る、青学と立海の超かっこいい曲です

 

 

ここで流れてきたイントロが全然知らないニュアンスの曲だったので、新曲だ!と思いました

しかし、登場したのが仁王とブン太

え、もしかして。まさか、まさかなのか??

 

メロディがハイライト来たーーー!!

 

立海 最後の勝負だ

   勝つのは我々立海

   ………

 

歌詞が違う!?!?!?

 

 

M4 ハイライト

 

容赦のないアタック

手加減知らずの強者

ぶつかり合いせめぎあい

勝利者たちが手にする決勝

 

の箇所がまるっと別歌詞でした

残りがどうしても思い出せないのですがかなり立海サイド側の歌詞だったと思います

 

その後の歌詞は同じでしたがS3の手塚vs真田で「向こうに入らんかー!」と声が響き、まさかの台詞入りなんだ!?となります

 

D2では乾の「ウォーターフォール!」から始まり赤也の「狙うのは♪」など、その台詞入れるんだ、というようなものがちょいちょいありました

しかもこの時の青学パートの歌詞が従来であれば

命取りの失敗 

判断ミスして敗退 

どんな技も破られる 

絶対なことなど何もない

 

というなかなか物騒な歌詞のはずが、かなりポジティブな歌詞に変更になっていました

 

何故?

 

ドンマイ とか 挽回のチャンス とか、青学っぽいワードが散りばめられていたと思います

立海の歌詞は夢見ていた栄光〜で変更なしでした

 

前編で『赤いデビル』で狂った後輩にボコボコにされる幼なじみを見て、耐えるようにジャージのエンブレムを握りしめる柳蓮二のリバイバルが見れます

 

S2は 仁王が「やれるもんならやってみんしゃい」と言っていたのは覚えています

不二はキラキララケットを使用していました

 

問題はD1なのですが、

メロディも歌詞も全然違う!!!!

元々は鎬を削る者たちよ〜 のところ、もうちょっと明るいニュアンスのメロディと歌詞でした

何故変えたんでしょう??

 

その後四天パート以降は変更なしです

 

しかし相変わらず良曲でした

ハイライトの変更箇所についての考察はまた後で載せたいと思います

 

 

 

曲が終わって、審判がS1の試合を始めます、とコールするところで印象的だったのは、丸井桑原ペアがすごく疲労していて、また悔しそうにベンチに戻ってくるところからだった点です

 

そうだよね、前編と後編に分かれているけど本来なら一続きの試合だものね、と感心してしまいました

 

金ちゃんと幸村部長の一球勝負のくだりまでほぼ一緒です

 

 

 

 

M5 僕は誰

 

僕はーーー誰ーーー

というリズムだったのが

僕はーー誰ーーーー

と半休符分くらい早くなっていました

 

曲終わりに桃城海堂乾が口々に「思い出せー」「思い出せー」とリョーマを取り囲んでカノンします

呪いの儀式のようです

(※祈りのよう、と言うべき)

 

 

満を辞してライバルズ登場です

3rdならではの特殊な演出はなかったと思います

ネットの移動をカチローとカツオがずっとやってて大変そうでした

 

個人的に気になったのは裕太くんです

3rdの裕太くんはツンデレみよりも優しくて良い子、という感じが強いですね

リョーマが裕太の名前を思い出せそうな時すごく嬉しそうな顔でおお!おお!って言ってたのが可愛かったです

 

ライバルズのシーン、全体的に長すぎず短すぎず気持ち良かったです

 

唯一日替わりが可能、少しふざけてもOKなシーンなので楽しみに観れます

 

(※日吉若2年アグレッシブベースライナー…のくだりでリョーマに日吉の好きな言葉を思い出させようとするところが日替わりのようですね

12/20は「げ…げ…ゲームオーバー」「終わっちゃったよ」でした)

 

リョーマvs田仁志戦後、倒れた田仁志を起こそうと苦戦する海堂が、困って桃城に「なぁ…これ…」と(オフマイクで)声をかけ、桃城の方も素直に見にきてあげてたのがすごく可愛かったです

リョーマ記憶取り戻し隊の中では乾が高身長で桃城海堂が比較的小さいので二年生、って感じがして愛おしかった………

 

 

 

M6 ライバルズ

 

完全復活です!

まさか復活するとは全く思っていなかった…

というのも、この曲は1stシーズンでのライバルたちのソロのリプライズ組曲なので、それぞれのソロ曲がだいぶ様変わりした3rdシーズンではさすがに新曲になると思っていたのです

3rdキャストのみなさん自分の曲でやりたかったんじゃないかな、大丈夫かな?

 

しかしヲタクはイントロの時点で懐かしさのあまり息絶えました

そしてやっぱりめちゃくちゃ良い曲だなと思いました(語彙力)

 

 

変更点は、キャラごとのパート間がワンエイト分長かったのと、田仁志のソロパート(3rdシーズンの『荒業の果てに』のリプライズ)があったところ、日吉の『下克上』のキーが少し高かったところくらいかな

 

 

 

続いて真田と跡部リョーマの記憶取り戻し隊に参加するシーン

 

真田のテニミュ史上最短ソロ『正々堂々』が倍の長さになっていました

 

 

M7 正々堂々2019

 

真田 愛の鞭とはこのことを言う

   つらさの果てに本来のお前がいる

 

あまりにも仰天したので強烈に覚えているのですが、聞き間違いじゃなければ彼、「愛の鞭」って言いました。すごいな????

 

たしかにでも真田の赤也への接し方なども、愛の鞭なんだろうなとは思います

愛のある男真田弦一郎、推せます

 

「無我を意識的に操れるところまで来ていたか」とか「そろそろか 我が心既に空なり 空なるが故に無」などの言い回しがあまりにもかっこよかったですね 

 

 

続いて跡部

 

 

M8 ライバルズ・跡部〜俺たちはブリザード2019

 

氷の世界の照明演出かっこいいですね!

舞台を縦にとってコートを構え、奥側で台の上に乗る跡部

関東大会の手塚vs跡部戦を思い出します

 

そしてまさかの、 

 

跡部 凍りつけ俺たちはブリザード

   お前の熱を氷に変える

 

『俺たちはブリザード』だ!!!!

 

最後の歌詞が変更で

 

跡部 そうだ俺様は氷帝

   王者を超えてみせろ

 

みたいな感じでした。エモい。

俺様は氷帝、ってすごくいいですね

氷帝を背負っていると言う感じで。

この青学vs立海後編でなぜか氷帝学園についていろいろ思いを馳せる瞬間が多かったので後ほど別個でまとめたいと思います

 

 

 

シーンが決勝コートへ戻って、金ちゃんvs幸村

 

M9 まさに神の子(新曲)〜デッドエンド

 

魔王、儀式、というより賛美歌!でした

白石と金ちゃんが歌う後ろで立海がああ神の子

〜と爆音でハモるので迫力がすごくて。

 

衝撃が大きくて歌詞全然覚えていないのですが立海は赤也と柳以外にソロパートがありました

 

立海 自由自在にテニスの森羅万象を司る

柳生 テニスに君臨する… (貴公子みたいな振り)

丸井 テニスを自在に操るマスター

仁王 相手は手も足も出ない 

桑原 …(試合を支配するのは?)あの神の子

全員 強すぎる 負けることはない

四天 俺たちはしもべになるしかないのか

全員 ああ神の子幸村

 

 

強すぎる、と歌い上げながらみんなマリオネットのような振付で踊るのですが本当に強いんだろうなという感じが伝わってくる(語彙力)

 

1stでは魔王感が相当強く、儀式のような歌でしたが、今回はそんなにダークな感じはしないんだけれど厳かな感じ、全知全能の神を讃える、アンセムですね

立海が幸村を信仰ではなく信頼しているのがわかるような歌だったと思います

 

デッドエンドはそのまんまでした

最高です

 

 

 

M10 鎬を削る者たち

 

ハイライトで削られてしまったのでここが新曲になるのかと思いきや、続投でした

じゃあなぜハイライトから消されたのかしら

 

 

 

M11 俺は行く〜テニスが俺の全て

 

スクリーンに青色の走る少年の影が映ります

リョーマのポエム朗読みたいなものが入ったので驚きましたが途中でサンキューライバルズの歌詞か!と気がつきました

 

歌い出しは『俺は行く』で、

思い出したぜ俺はリョーマ 
越前リョーマ 
テニスが俺の全て 

と『テニスが俺の全て』も入る、いわゆるキメラ曲でした

(タイトルずっとサンキューライバルズだと思ってましたが調べたらテニスが俺の全てでした)

違和感なく、良曲でした

 

バックスクリーンには走り続けるリョーマの映像が流れていて、ステージ上のリョーマと時々シンクロする動きをしていました

 

 

 

休憩入る前、田仁志とカツオの小コントがありました

オリンピック選手に会ってくる!と走っていなくなる田仁志にカツオが戸惑っていると振り向いたらもう幕が降りてしまってる

カツオ「閉まってる!?!?……休憩!!!!」

と叫んで休憩になりました

 

 

 

 

第一幕はこのような形です

 

感想や考察はいろいろあるのですがまずアウトプットで文字起こししておかないとすぐに忘れるので一旦事実を書き残したいと思います

 

とはいえ幕間にセトリや聞き取った歌詞を慌ててメモしたものに後から記憶を辿って肉付けしている感じなので間違っている可能性が大いにあります

ですので

ここが違うよ!とか

ここはこうだったよ!という箇所があれば教えていただけたら幸いです

 

 

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