200209夜 立海後編レポ①


 

2020/02/09 17:30

@TOKYO DOME CITY HALL

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

観劇してまいりました。

東京凱旋公演で演出の変更が少なからずあったので思いつく限り残していきたいと思います。

 

(東京公演時点の演出を詳細に記録しておいてよかった………映像に残るのは凱旋のみでしょうし)

 

また、観劇を重ねるにつれて聞き取れるようになってきた歌詞も残しておきたいと思います。

 

 

※めちゃめちゃネタバレします。

※偏見や個人的意見がかなり含まれます。

 

 

当方テニプリ10年来のライトヲタ、立海の女です。

ミュは全国立海公演のみ1st〜3rdまで全て観劇してますが他校の公演は半分くらいはDVDで履修した程度ですので、そのくらいのヲタであることを認識された上でご覧ください。

 

 

 

◇開幕

 

暗闇で集合する立海レギュラー

 

真田「県大会、関東大会、無敗で勝ち進み、幸村の帰りを待つ。そして全国大会三連覇を成し遂げる!いいか!」

全員「イエッサー!」

 

東京公演では「都大会」って言ってましたよね?聞き間違いじゃないですよね?

もしかして「諸大会」って言ってましたか?

なんにせよ神奈川県の学校だし県大会の方がしっくりくるのでよかったです。

 

 

 

M1 立海メドレー(勝つことが使命〜非情のテニス)

 

 

歌割が変わりました

 

 

柳生   何のために俺たちはテニスをする

丸井   それは勝つために他ならない

仁王   負けるのは恥 

仁王桑原 屈辱でしかない

赤也   勝つためだけに

赤也柳  俺たちは戦う

立海   それが使命

真田   負けてはならぬ 必ず勝て

立海   負けはいけない絶対勝つこと

     それが掟

 

 

【変更点】

「何のために〜」 仁王柳生→柳生ソロ

「それは勝つために〜」丸井桑原→丸井ソロ

「負けるのは恥〜」赤也→仁王ソロ、仁王桑原

「勝つためだけに〜」柳→赤也ソロ、赤也柳

 

 

非常に謎の変更です

『まさに神の子(仮)』と同じ順番ですね

考えられるとしたら

①前後編通して試合のない柳生に花を持たせたい

②事情があって柳ソロをなくしたい

③歌詞のイメージから新歌割の方が適切と判断した

くらいですかね?②③はあり得ないと思いますが、一体何故………

 

冒頭の立海メドレーでソロがない人(仁王柳生丸井桑原)は『まさに神の子(仮)』でソロがある、(或いは『神の子』でソロがある人は立海メドレーではソロがない)という従来の歌割の方が平等でわかりやすかったと思うのですが………

 

 

これにより当公演での柳ソロが非常に少なくなりました(デッドエンドのみでは?)

なので柳役の井澤くんが喉を壊してしまい歌えなくなってしまったのかな?とかいろいろ考えたのですがデッドエンド普通に綺麗に出てましたので違ったようです

 

 

個人的に、柳生ソロが増えるというのは大いに結構なのですがよりによって立海大で唯一一人称が「」である彼に「俺たち」という歌詞が含まれるパートを歌わせるのは正直疑問です

 

従来の歌割の方がしっくりくると思うのですが、強いて言うならやはり柳生役の大隈くん、丸井役大藪くんのお歌がとても上手になったのがよくわかりましたのでその点は良かったと思います。

 

 

 

M2 I'm always winner〜ポジティブシンキング(青学新曲)

 

さすがに変更はなかったはずです

 

歌詞が日に日に聞き取りやすくなり、ほぼ解明できましたので思いつく限り全て残しておきます

 

青学 ポジティブシンキングで

   前だけ見つめよう

   ポジティブシンキングで

   前のめりで行こう

   俺とお前はいつでも僅差の勝負

   どっちが早く勝利のテープを切るか勝負

 

手塚 さあみんなワンステップ踏み出せ

   油断禁物 力をつけろ

大石 よしいいぞ その汗を信じて

   可能な限り動き続けろ

  求めるものはみんな一緒だ

   頭脳プレイで目に物見せる

河村 パワー全開 待ったは無しだぜ 

   ガンガン攻める 隙などはないぜ

海堂 (?) 俺を舐めるんじゃねぇ

   (?)獲物叩き壊す

菊丸 ひょいひょいと ここはステージさ

   縦横無尽に飛び回るよ

不二 みんなの個性 無敵の印

   勝利者宣言 頼もしい限り

桃城 優勝だけがみんなの願い

   暴れてやるぜ 容赦は無しだ

   

越前 みんなの鼓動が

   同じリズムを刻んでる

   みんなの瞳が同じ未来を見つめてる

           このチームの一員になれて良かった

 

青学 一致団結 堅い絆さ

   誰が欠けても青学とは言えないぜ

   ポジティブシンキングで

   ポジティブシンキングで

   青学勝利

 

 

申し訳ないことに海堂パートだけ同行者と話し合っても捻り出すことができませんでした

あと数回は観劇予定ですので今度こそ聞き取りたい……

 

 

乾,桃城パートで「求めるものはみんな一緒」

「優勝だけがみんなの願い」と同様の内容を歌っているのが良いですね!

この2人全然似ていないし原作でもそこまで絡みのあるキャラではないと思うのですが同じ視点で決勝へ向き合っているのがグッときます

 

 

 

◇軽井沢のシーン

 

今日ここで初めて南次郎が上島先生であることに気がつきました(すみません)

 

「悔しかったらこのケツに当ててみな」

と言いながら『UFO(ピンクレディ)』を踊ったり、『哀愁でいと(田原俊彦)』を歌って「誰がわかるんだよ」と自分でツッコんでました

 

お客さんの年齢層的に小笑いくらいでした(それが逆にリアルで面白かった)

 

リョーマにブランケットをかけてあげるシーンでは水面をパシャパシャさせながら軽やかにターンジャンプされてたのが流石!でしたね!

 

 

 

 

ライバルズ、本日の日替わり担当は亜久津先輩

トリオ「越前が記憶喪失で」

亜久津「お前らふざけてんのか!」

トリオ「いや本当なんです!お願いします!来てくれたらモンブラ」

亜久津「行くぞ!!!!!!」

トリオ「お、おー!」

 

モンブランを食べられるとわかるや否や食い気味にトリオを引き連れて捌ける亜久津先輩さすがに面白すぎ

 

 

 

 

南次郎がトロッコみたいなもので移動するシーンはバックスクリーンの映像が

お花畑→山道

に変更になっていました

 

ロッコが登り坂ではうまく進まず南次郎が降りて押してあげるのですが下り坂になった途端トロッコが勢いよく滑り落ちてしまい南次郎は置き去りになる、という内容でした

 

 

ここも何故変更に!?

別にお花畑で問題なかったと思うのですが…

これは改善とかいう話ではなく単に2通り映像用意してたしせっかくなので使うか!みたいな感覚なんでしょうか?

 

 

 

 

 

M4 ハイライト

 

演出に変更はなかったのですが歌詞が徐々に判明してきたので現時点でわかる部分レポっておきます

 

(立海新歌詞)

立海 最後の勝負だ

   勝つのは我々立海

   準備万端 隙はない

   優勝するぞ 抜かりはないか

 

(青学新歌詞)

青学 ドンマイ 怯むな

立海 あと一試合

青学 挽回のチャンス掴もう

立海 優勝決める戦い

青学 試合の流れを引き寄せ

立海 これが最後だ

青学 勝利のポイントを重ねるのだ

立海 これが最後だ

 

(新メロディー部分)

全員 僅差で続く試合で  

       ますます奮い立つ(/〇〇を満たす?/見出す?)

    実力の差ではこっちが優っているはず

    一歩も引けを取るな

    一致団結で無敵の絆

   (集中力 緊迫感 マックス全開にして?)

 

 

D1裏、未だに聞き取るの難しいですがアリーナ前方で読唇術を使った結果ここまで認識しました

 

 

実力の差ではこっちが勝っているはず

はなんだかプラチナペアの胸の内を感じ

一致団結で無敵の絆

はシンクロを会得したゴールデンペアを示す感じがしますが、このパートはずっと掛け合いが続けられてきた『ハイライト』という歌においてサビに位置し、青学と立海が声を揃えて歌っています

 

こっちが優っているはず

ゴールデンペアが築き上げた自信でもあり

無敵の絆

プラチナペアの信頼関係を指すとも読めます

 

つまり何が言いたいかというと

 

 

最高ですね

 

 

はじめは鎬が削られたことに対して寂しさみたいなものが大きかったのですが聞いていくうちに新パートへの愛が溢れてきました

 

 

 

 

 

◇ライバルズ戦

 

まずライバルズ登場シーンのSEがパソコンの起動音みたいな音になってました 

ロディアスな感じ

 

以前のSEはファ〜って感じで1stシーズン四天公演の『One More Step』の出だしに似てるなって思っていたから印象に残ってたのですが(語彙力)変更になったのは驚きでした

 

なんというか、より濃ゆくなった印象です

 

 

 

【日替わり】

 

・乾を殴る亜久津

 亜久津「お前の分析力はさすがだよなあ。

                 もっと褒めたいからこっち向けよ」

    乾「本当か!」

    亜久津「嘘だよ」(殴る)

 

・伊武のボヤキ後

 亜久津「おい誰だ今の!」

 伊武、桃城を指す

 亜久津「俺がお前にドーンしてやろうか!?」

 桃城「いけねーな!いけねーよ!」

 亜久津「うるせえ黙れ!」

 

・好きな言葉は?

越前「げ…げ…?…頑張れ負けるな!」

日吉「必ず勝て!いやもう"げ"関係なくなっちゃったよ

 

 

ライバルズシーンは日替わり満載で笑えて楽しいですね!

 

 

さすがに好きな言葉日替わりでは

"げ" は意識して欲しいですけどね!

"げ…" でも "…じょう" でもないならもうよくわからないですからね…

 

 

 

M7 正々堂々2019

 

例によって歌詞レポです

短いですからすぐ覚えてしまいますね

 

真田 俺がお前を仕上げる

   越前リョーマを元に戻す

   俺がお前を正気付かせる

   真のお前にしてやる

   思い出すまで手は抜かん

   越前リョーマ 覚悟はいいか

   愛の鞭とはこのことを言う

   つらさの奥に本来のお前がいる

 

 

手は抜かん」の「ん」の長音、だいぶ難しいはずなのに真田副部長はしっかり鼻濁音響いていて惚れちゃいましたね

 

台詞も「空なるが故に む゛…!」

って感じで力強くて胸熱でした

 

 

 

 

M9 まさに神の子(新曲)〜デッドエンド

 

 

歌詞レポです

 

 

立海 ああ神の子

白石 神が遣わした奇跡の選手

立海 ああ神の子

遠山 何もかもが特別な存在

立海 ああ神の子

白石 誰も逆らうことはできない

立海 自由自在にテニスの森羅万象を司る

 

柳生 テニスに君臨する選手

丸井 テニスを自在に操るマスター

仁王 相手は手も足も出ない 

桑原 試合を作り上げるのはあの神の子

立海 幸村

 

四天 強すぎる まさに神の子

   負けることはない まさに神の子

全員 相手はマリオネットになる

   まさに神の子

   テニスを支配する まさに神の子

四天 俺たちはしもべになるしかないのか

全員 ああ神の子幸村

 

 

"神の子"がゲシュタルト崩壊します

 

文字に起こすと怖いくらいですね

 

正直こんなに崇拝感のある歌だとは思っていなかったです

増しましたね宗教感!

1stの黒ミサから考えるとやはりダークさは感じられないのですが、「ここは神聖な領域です」という明確な線引き

敬われているなと感じます

 

幸村という選手の特別さ、特異さって立海レギュラーは同チームだから尚更強く感じているんだろうなと思います

日々ラリーの打ち合いとかするだろうし、「どこへ打っても打ち返されるイメージ」も「イップスへ陥ってしまう」ことも経験済みだろうなと

 

一方白石の台詞は「聞いたことがあるで

過去学校同士対戦している筈なのに、しかもお互い2年次もレギュラーだった筈なのに知らないの?とは思います

 

青学も、乾あんなに蓮二のデータ集めてたのに幸村のデータ無かったの??と

 

幸村ってもしかして公式戦、実戦経験あまりないのですかね?

それか相手が良いところまで撃ち合えないとイップスにするまでもなく勝ってしまう?

これはミュージカル関係なく原作時点での謎なので本来このレポに残すべきではないですが、今回この『神の子』の歌詞を書き起こしてみてふと思い出した内容だったので備忘録として残しておきます

 

 

まさに神の子〜と歌いながら両腕を前に下ろす振付の後、ブン太が手をキュッと握るのが好きです

 

 

 

M10 鎬を削る者たち

M11 俺は行く〜テニスが俺の全て

 

 

鎬イントロ、跡部だけ下手側に一歩飛び出していて残り6人が2×3の四角形を作っている陣形、なぜです??

 

3rd跡部を超優遇したいスタッフの気持ちはもう十二分に伝わってますので、そこまでしなくても…と思ってしまいました

 

変更点としては、鎬が終わった後、デデデデーンのあと終曲せずに『俺は行く』のイントロに繋がるようになっていました。

 

それによって

・バックスクリーンに走るリョーマの影

・舞台上にはライバルズ集合

・『サンキューライバルズ』の独白

 

が重なるようになっていました。

 

スムーズでとてもよいと思います。

 

 

 

 

 

トリオとライバルズの小コントは亜久津とカツオ

 

歩いて行くライバルズにぶつかられて倒れる亜久津

高笑いする跡部

亜久津「アイツ人ぶっ倒して笑ってるとかどんだけヤベーんだよ」

カツオ「でも亜久津さんも僕に石当ててましたよね」

亜久津「そんなこともあったか…。だがそれはそれ、これはこれだ!」

 

カツオ、亜久津に迫られケーキを買いに行くことに

 

カツオ「ショートケーキですよね!」

亜久津「違うわ!(客席に)お前らもまたモンブランかって思っただろ!おい、誰が幕下ろせって言ったんだよ!」

下手から舞台監督さん(マジのスタッフさん)が登場。時間が無いと言わんばかりに腕時計を示す。

亜久津「…チッス…あ、押してる?はい…

目を見りゃわかる。あれはブチ切れてる。流石の俺もあの人には逆らえねぇ…仕方ねえ、休憩は無しだ!」

 

結局休憩には行かせてくれました笑

 

 

 

 

 

 

 

第二幕

 

 

引き続き日替わり

 

カツオ「買ってきましたよ!あれ?亜久津さん?」

怯えながら上手から登場(さっきのスタッフさんに対してビビってる)

亜久津「(袖を見て)こっち見てんじゃねぇかよ!俺まだ中学生だぞ!(カツオからもらった包みを開けて)ショートケーキじゃねぇか!まあ嫌いじゃ無いけども!」

 

 

声が大きいのが面白いんですかね、何やってても可笑しいのでズルいです。

 

 

 

そして

トリオ曲の手に汗握る歌が終わり、

 

 

 

M13 最終決戦

 

これも歌割が変更になっていました!

Aメロ1番が跡部・真田パートに、2番が四天パートに変更です

 

「青学か立海か」のところでは真田はのポーズしていたと思います

 

そしてなにより、ラストラスト〜と跡部・真田が歌い上げている間、バックで青学vs四天戦ハイライトが行われます

 

不二vs白石、リョーマvs金ちゃんです

 

これをやるために歌割を変更したのですね!

アツかったです

 

 

ぶつかれ粉々に」のパートではライバルズが全員出てきて踊ります

 

またその後のAメロは四天が歌いますが、バックでは関東大会決勝のハイライトが行われます

 

うわー!!

 

鳥肌が立ちました

 

厳密には四天パートの前の間奏中に関東立海戦のダブルスハイライトが始まります

D1が上手奥vs下手ツラ、D2が上手ツラvs下手奥で一部交差してラリーが行われるのですが、

D1は仁王柳生の入れ替わり後戻って本家柳生のレーザービームのくだり、D2はあのブン太が守備に?向かい風!そうだ入っちまえ!のシーンだったと思います

 

その後Aメロ中にS2、S3が行われます

S2は縦にコートを取って、不二が頭にボール食らうシーンからの赤也が無我の境地、グランドスマッシュ握力足りずラケットを落とすシーン

S3はタイブレークでしょう

ラリー後「幸村か越前か」の歌詞の裏で乾と柳が向かい合って見つめ合う演出があり非常にエモいです

 

 

ラストラスト〜」以降は青学が立海を取り囲み立海が円の外側を向いて踊る、外円と内円が交代して今度は青学が踊る、と言った演出

 

 

ラスサビ「ぶつかれ粉々に」の歌詞のところでは青学と立海が1人ずつセンターでショットを決めて上下に分かれていきます

 

 

このラケットのスイング、基本キャラクターらしいショットが選ばれている気がするのですが、柳先輩まさかの振り抜き両手バックなんですよね!

 

柳必殺技あまりないけど、印象的なポーズって関東の時のかまいたち(高速スライス)か、全国だと空蝉(ドロップ)だと思うのですが、まあドロップショットはあのシーンに向いていないとしても両手打ちしかもバックハンド強打をやるとは思わないじゃないですか

とにかくそこに萌えてしまい、そこばかり見てしまいました

 

井澤柳くんはテニスのスイングのフォームがすごくきれいですよね

運動神経が良さそうに見える

柳先輩ってちゃんとテニス上手いんだ!と思わせてくれるので大好きです

 

 

 

◇試合開始

 

リョーマが戻ってきていざ第五試合が始まるって時に、大石が審判に深く礼をしています。

うちの選手がご迷惑をおかけしました、という意味の礼だと思いますが、細かいなと感心してしまいました。

 

 

真田も「礼には及ばんよ」と言って立海ベンチに戻ってくるのですが、その時のプラチナの表情がフクザツで、急に悲しくなってしまいました。

ジャッカルが真田に小さく頭を下げて彼のラケットを受け取るんですよ………

 

たしかに真田ってプラチナの負けを悟ってD1途中で抜け出してリョーマの記憶取り戻し隊に合流したわけなので、プラチナからしたら複雑ですよね。

結果的に自分たちは負けて部長に試合が回ってしまったわけだけど、そりゃあ幸村くんには真っ向勝負であの一年に勝ってほしい、だから真田があっちに協力するのは仕方ないと思うけど、でも…

という葛藤、苦しみが見えてプラチナのオタクは胸がギュッとなります

 

金ちゃんとの一球勝負前、

「多分あっという間だろうぜ」

の台詞後のリアクションも、ちょっと複雑なニュアンスが感じられてプラチナペア恐るべし…と思いながら見ていました

 

 

幸村部長の「良い目をしている」は「良い目をしている(感嘆)」から「良い目をしている(事実)」ぐらいの遷移がありました

この違いは闘志メラメラ感が増したことによる違いでしょうか…

 

 

ジャージを落とすゲームの時、立海ベンチは幸村部長のジャージが落とされたことにいち早く気付いてちょっとザワザワし始めますね

真田と柳が目を合わせて、ブン太がジャージを指差してジャッカルや仁王に何かを話す

 

その後ブン太が赤也の肩をポンポンと叩きジャージを拾いにいくよう指示しますが今日の赤也は「うっす」と答えるだけ答えてなかなか取りに行かず、ブン太に「馬鹿お前今行くんだよ」と言われて初めて「今っすか」と慌てて取りに行く感じでした

ジャージは相変わらず何故か仁王が一旦受け取り、丸めて真田の足元に置きますね

 

 

雷を返球した後のベンチ、立海では何人かなぎ倒されている中真田は帽子を押さえていたのが好きでした。大切な帽子だものね。

 

 

 

M14 これでもう終わりかい

 

東京公演での幸村くんをとするなら

凱旋の幸村くんは激。

 

これでもう終わりかい(圧)

 

という物言わぬ力強さを感じる歌唱になっていました

この幸村は真田の望む通り真っ向勝負でボウヤを叩きのめしたいタイプの幸村ですね

 

俺を見ろ

俺を感じろ

俺を敵対視しろ

俺に打て

俺に向き合え

俺を叩きのめせよ

 

の6コンボも、真田の「どうした もうおねんねか?」に通ずるものがあるというか、本当にその程度では期待外れ甚だしいよもっと来いよという希望?願望?煽りを感じます

 

 

明らかに強そうすぎ

ちょっと怒っているくらいに見えるので怖いです

 

立石幸村は前編でも

①気怠げ興味なさげ幸村

②ピリピリイライラ幸村

③みんなに慕われる幸村

の3パターンくらいの演技パターンを持ってましたが、この歌では②の進化版という感じがしました

 

 

曲中にブン太が幸村くんのジャージを真剣に畳んでいるのがちょっと可愛かったです

 

 

 

 

M15 傷だらけのチャレンジャー(青学新曲)

 

結構好きな歌です

歌詞を書き起こしてみました

 

手塚 どこまで行く越前

   どこまで上り詰めるのだ

   お前の決心が

   テクニックに結びついて行く

大石 無理をするな越前

   (?)

   お前の能力は体力を超えている

不二 勝つためなんだね その意欲

   僕にないものを君は持っている

   偉いよ

河村 無我夢中とはこのことだ

   (?) 

           すごいぜ

 

大石「技に身体がついていかない…能力が体力を超えているんだ!」

 

海堂 とことんやれ越前

   これがお前の本能だ

   (?)

菊丸 もう無茶だよオチビ

   でも一歩も引かない

   (?)

  底知れぬファイト 目を見張る

   お前の負ける姿は見たくない 頑張れ

桃城 一心不乱とはこれだ

   半端ない集中力でコートに君臨

   レベルアップ

 

青学 傷だらけのチャレンジャー

   青学を勝利に導くため

   傷だらけのチャレンジャー

   青学を優勝させるため

   負けるな 負けるな 負けるな越前

 

 

 

相変わらず乾パートで泣いてしまうオタクです

Bメロ部分、Aメロほどの不穏感がないからかスッと入ってきます

タカさんと桃城の高音もかなり好きです

 

 

 

幸村くんの台詞、全体的に力強くなりました

 

「これがまさか…マズい…」

の言い方も、冷静に判断している感じが本当にテニス強そう〜って感じられて良いですね(語彙貧すぎ)

 

雄叫びも違和感なく見られ、泣きそうになってしまいました

東京公演の時はあの演出に慣れず、絶叫シーンも「お、おう…」となってしまったのですが(すみません)、感情移入できるようになりました

 

友情のテニス2019でブン太がエンブレムに手を当てていましたね…

 

 

 

M16 幸村のテニス

 

なんと言っても立石幸村くんの歌唱にパワーがMAX加わったので

強!!!!!

という印象

 

それにあんなに踊りまくっていて声が全く乱れないと言うのはどういうことなんですか?まさに神の子ーーー!

 

初めて1stシーズンのマサ仁王による『イリュージョン』を観た時と同じ感動がありました

そんなに踊ってここまでブレずに歌える人いるんだ!?という

 

余裕が感じられる演技ではないからこそ「全力でお前を倒す」という強い意志を感じ、応援したくなります

立海のオタクなら誰しも「今回立海勝てるんじゃね?」と思ったことがあると思いますが今日がそれでした

 

 

「ボウヤの負けだよ」

「この声すらもう君には聞こえてないだろうけどね」

 

台詞も、慈悲が全くない言い方でゾクっとします

 

 

 

◇天衣無縫のシーン

 

天衣無縫のキラキラに全員が眩しそうに手をかざしたり腕で顔を隠したりするのですが柳さんは顔ごと背いていました

 

なんせ眩しさに弱いために目を細めて生活している人ですものね…

 

見えない打球に対して仁王が「なんじゃ今のは…」と言いますが、その時の幸村くんの顔がまさに「なんだ今のは」という顔で、立海のオタクは(ああ越前のテニスが始まってしまった…)という気持ちになってしまいました

 

リョーマが「次はゆっくり行くよ」と宣言すると赤也が慌ててベンチに身を乗り出します。次こそは見てやるぞ!という感じです

でも見えないんですよね

 

 

 

M18 天衣無縫の極み2019

 

仁愛リョーマ、「これから明日へのサーブだ」の高音が綺麗にスコーンと出るようになっていましたね!

 

立海の女なのでこの辺からはかなり情緒不安定になってしまうのですが幸村部長の勇姿を見届けなければ!と思い彼の表情をガン見していました

 

眉にしわを寄せて、必死にボールを追おうとしている

端正なお顔が歪んで、焦りが見えます

 

暗中模索から答えを導いたな

これは命をかけた戦い

試合は勝利のためだけにある儀式

勝って勝ち続けて また勝って

その結果のみが俺の生きる証

 

命をかけた戦い」「勝利のためだけにある儀式」「俺の生きる証」の部分の感情の入り方があまりにもすごくて号泣しました

 

しかも幸村部長、凱旋公演からだと思いますが立海のエンブレムを握りしめていました

立石幸村は本当にチームのことが大好きでチームのために勝利を捧げたい部長なんですね

 

「集中力を高めろ!冷静になれ精市!絶対に返せないボールなんてないんだ!」

の台詞も魂の叫びで、しかもきちんとその後リョーマの打球を返すので、本当にリアルタイムで試合を見ているかのように頑張れ!と応援したくなってしまうようなお芝居でした

 

 

 

 

南次郎が天衣無縫について語り出すシーン

 

「テニス始めたころ日が暮れるまで夢中になってやったろ?それがどいつもこいつもいつしかあの時の心を忘れちまう」

 

真田副部長が幸村部長のことを見やるんですよね…

 

なんなら柳と乾もお互いのこと見てますか?もしかして

 

柳が青学ベンチの方を見て、気まずそうに目を逸らすので………

 

ここそれぞれが何かをしているのはわかるのですが目が足りません

ベンチだけを写し続けた特典映像を売っていただけませんか…

映像として残らないからこそ儚くて良いのでしょうか…

 

 

 

お前がプリンス後、

仁王の台詞「あいつここにきて盛り返し始めたぜよ!」のあと

ブン太、赤也はベンチの手すりに捕まって前のめりで応援してるのですがジャッカルはベンチの柵の前で手を握りしめて祈ってるんですよ

それを見た瞬間泣いてしまいました

 

ジャッカル元々ブラジルのお守りとか持ち歩いてるくらいなので祈りの習慣はあると思うんですよ

でもテニスに関して神に祈ったことはないと思うんです

常勝が掟の立海ではただ努力のみが必要で20倍ヘビーな重りをつけて実力でレギュラーを勝ち取った

ましてやチームの大将である幸村の勝利に対して祈るなんてことは今までしたことはなかったはずです

そんな状態でも祈らずにはいられない

この一点決められないでくれ、という祈り

そんなの見たら泣いてしまいますよ………

 

 

 

結果サムライドライブが決まって負けてしまいますが、その時の幸村くんの表情、なんとも言えないですね…

 

赤也は俯いて嗚咽し始めます

これ全公演泣いているので本当に前田赤也、プロですね………

 

立海ベンチでレギュラーの顔を見渡した後、どうしたらいいのかわからず呆然とベンチ下で立ち尽くす幸村くんのもとに真田、柳が降りてきて肩をポンと叩きます

そこでようやくハッとしたように真田を見つめ、差し出された柳の手にラケットを渡します

 

 

幸村部長の号令で「立海大附属!」と声がかかると赤也が顔をクシャッと歪ませて涙するのが本当に胸が締め付けられて…

 

みんな頑張ったよ…すごく良かったよ…と保護者の気持ちになってしまいました

 

 

 

 

 

 

超長くなってしまったので一度切ります

 

 

続き↓

 

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