200209夜 立海後編レポ②

 

 

2020/02/09 17:30

@TOKYO DOME CITY HALL

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

 

①は↓ 

tomstage.hateblo.jp

 

 

試合後〜アンコールまで

そして総括

 

 

 

※ちょっと批判のような内容が含まれますが個人の意見であり悪意はありません

 

 

 

バンザイワッショイ後、真田が準優勝杯を持ってハケた後、南次郎とトリオの日替わりのシーンです

 

 

堀尾「どうしたらお宅のリョーマくんみたいに強くなれるんですか?」

南次郎「同じ越前でも南次郎じゃダメか?」

堀尾「まあ…いいっすよ」

南次郎「いいっすよって…じゃあ、教えて欲しかったらな…コソコソ」

堀尾「え!イベントで目立つ方法を教えてほしい!?」

南次郎「そう、なんかイベントでキャーとかやってるんでしょ。あれやってみたいんだよ」

堀尾「じゃあ実践してみましょう」

トリオ「キャー!手塚部長!リョーマくん!」

南次郎、入っていこうとすると断られる

堀尾「南次郎さんは後ろでムスッと立っててください」

南次郎「お、おう…」

トリオ、また客としてリョーマや手塚部長に手を振ったりした後

トリオ「出た!後方彼氏面!

南次郎「後方彼氏面ね!?他に面白いのないの?」

堀尾「他だと…気絶買い?」

南次郎「気絶買い?やってみようぜ」

トリオの生写真下さい!とかトリオが演じてる後ろで南次郎があれもほしいこれもほしいと喚きながら千鳥足になり堀尾に「おかしくなっちゃったよ…」とまで言われるという

 

 

酷いですねこれ

 

 

誰が考えたんですか?

お客さん誰も笑ってなかったです

 

 

まず後方彼女面って地下アイドルとか地下アイドルのような活動をしている若手俳優のイベントで確かに見受けられるオタク用語なのかもしれないですけど、テニミュのヲタクが全員俳優ヲタではないということをわかってるんでしょうか………

 

 

あと気絶買いもなぁ…

グッズをたくさん買ってくれるヲタクは良いヲタクでしょう、なのにどこか馬鹿にしている感があって…

キャストやスタッフはこうやって裏でヲタクを馬鹿にしてるんだろうなと思われかねない日替わりじゃないですか?

 

嫌だったなぁ…笑

 

 

 

それはさておき

南次郎が客席に向かって指差しながら

みーんな天衣無縫なんだぜ

と言い放って去っていきます

テニスな王子様の命題、"何のためにテニスをする?"の回答として"楽しむ"を提示したけれど、それってテニスだけじゃなく全てに通ずるものだよねというメッセージ

 

良い歳したオタクなのに胸打たれてしまったよ…

 

 

 

M22 GRADUATION

 

立海パート、赤也仁王がなんかやる日替わりは、

①赤也が仁王を指鉄砲で撃つ

②仁王、銃弾を掴む

③赤也に銃弾を返却

でした

面白すぎ

 

ステップ踏む振付、柳さんがきちんと踵で踏んでいるの大好きなんですよね

あんなにおっきいのに軽やかで

 

 

 

◇卒業式

 

菊丸が涙声なの、毎回やってるんですね

感極まって本当に泣きそうなのかと思ったら前田プロパターンでした すごいですね…

 

 

立海卒業式は柳生の台詞のみ変更有

 

仁王「柳生、元気でやりんしゃい」

柳生「アデューとは言いませんよ

   また貴方とテニスがしたいので

 

東京公演は「アデュー………とは言いませんよ」くらいタメがありましたが後にセリフが続く関係でその間はなくなりました

もう確実に一緒にテニスができなくなる世界軸で泣いてしまう…

全員揃って立海大附属高へ進学してくださいお願いします神様タシケ様………

 

 

柳と赤也のシーンでは真田が赤也を見て腕を組みますね

赤也が走ってハケるときも、幸村が目で追っている

だからこのシーン、2人だけの空間じゃなくて他にレギュラーもいる状況だったのかな

赤也は柳にピンポイントで挨拶しにきたわけじゃなく、先輩一人一人に声かけて回っているのかなという印象になりました

 

ハケた後「仁王先輩!」とか言って飛び込んでいきそうだなと

 

赤也は柳に大変お世話になっているけれど、1番挨拶すべきはどちらかというと真田じゃないですか?愛の鞭をあれだけ受けておいて、しかも副部長を継承したのですから

 

きっと赤也は柳さんに挨拶したあときちんと真田副部長のところにも行くと思います

 

 

 

シーン変わって、

亜久津と田仁志のシーン

 

田仁志「亜久津!」

亜久津「…なんだ香港の社長

田仁志「やー、またテニスやれよ!なかなかいいものもってるやっし!ま、あんチビらーには勝てなかったけどな!」

亜久津「あぁ?!てめーこそ泡吹いて倒れてただろうがよ!」

田仁志「○×%€☆※÷〆〜〜!(沖縄弁)

亜久津「○○(沖縄弁)ってなんだよ!」

田仁志「不良

亜久津「お前に言われたかねーよ」

 

香港の社長は笑いました

本当にそれにしか見えない比嘉の冬服…

 

 

下手から登場の跡部、「なあ、覚えてるか?Do you ,Do you remember?」と『season』を口ずさみながら登場します

そして「桜のピンクが〜」以降白石が加わってきます

 

跡部「良いとこ持ってくんじゃねーよ日吉!…いや、白石か」

白石「よう跡部くん!これからどうするんや?」

跡部「さあな。でもまだまだ俺様の季節は終わってねぇからな」

白石「相変わらずええかっこしいやな。でも俺もまだまだこれからや」

跡部「なかなかイケてるが俺様の方がかっこいいな」

白石「いや俺の方がかっこええわ」

跡部「いいや俺様の方が」

白石「いいや俺の方がかっこええ!せやったら指相撲で勝負や

跡部「いいだろう!」

白石「いくで!」

バッ、と出した手が跡部:右手、白石:左手で噛み合わない

跡部お前左利きかよ

白石「これじゃ勝負にならへんなあ」

二人「………じゃ」

白石「跡部くん!またどっかで会おうな!」

跡部「ああ、どっかで、な」

 

指相撲、どちらかの利き腕に合わせず「これじゃ決着つかないな」と解散にするところにスポーツマンシップを感じました

 

 

 

続いて3年生卒業後の青学のシーン

 

桃ちゃん先輩が「おらおら1年!なにニヤニヤしてんだよ!」と登場

跡部白石の日替わりの後ニヤニヤしない客いないのでおっしゃる通りだと思います

 

「君は、誰に憧れてテニス部に入ったんだ?桃ちゃん先輩?服装見ると青より水色寄りだな?」

 

「本当の憧れてる先輩教えて?あ、ほんとに桃ちゃん先輩?ごめんな?じゃあ、プレゼントだ!(投げキス)ごめん俺初めてやったから…(照)大丈夫だった!?(照)」

 

 

尊死

 

 

可愛すぎませんか桃城武中学三年生………

爽やかだし良い子そうな感じ全開で、こんな息子がいたら親御さん可愛くて仕方ないだろうなぁ…!

 

 

 

パツキンになったカツオのくだり

海堂「水野!なんだその髪は!」

カツオ「二年生になったのでニューヘアーにしました!新たな時の流れが♪押し寄せてくる♪ニューヘアー♪

海堂「お前なにやってんだ?振付までやりやがって…」

 

 

 

お前ら部長になったのか!のシーン

 

裕太「鬼ごっこしようぜ!」

金ちゃん猛ダッシュハケ

裕太が伊武にタッチして逃げる

残された日吉ににじり寄るが古武術の舞(?)で華麗に避け逃げられる

伊武「ブッ倒そ」

 

 

そのあと桃ちゃん先輩笑っちゃってしばらく耐えてました笑

 

 

 

 

M23 good bye and see you again (リョーマソロ新曲)

 

 

メロディは完璧にわかるのですが歌詞は曖昧です

 

越前 どれだけ月日が流れたのだろう

   俺って成長したのかな

   (?)

 

   どれだけ厳しい試合をしたのだろう

   少しは大人になれたかな

   眩い日差しに目を細めると

   景色が滲んでいく

 

   スライドみたいに流れていくよ

   今までの俺の苦しみ

   (?)

   だけどスライドの最後の俺は

   清々しく はにかんでいる 

 

   見守ってくれたみんなに感謝を込めて

   good bye & see you again

   見守ってくれたみんなに感謝を込めて

   good bye & see you again

   good bye & see you again

          

 

にちかリョーマ、サビで声がかすれてしまい高音が裏返ってしまいました。

多分元々喉弱めなのだと思いますが、凱旋公演は休みもないしそりゃキツいですよね…大楽までに持ち直してくれるといいのですが…

 

 

 

M24 フィナーレメドレー

 

 

鎬後バンザイ前の真田と柳のなんかするやつは

・2人してベビタッピをし、勢いよくタピオカを飲むも真田が喉につまらせてしまう

・背中をトントン叩いてあげる柳

・ただセンターへ割り込んでくる跡部様の邪魔になっていたので思いっきりどつかれる

 

 

ベビタッピとかどこで覚えてくるんでしょう!キャストのどの層がtiktokを履修しているのかな………絶対井澤くんではないと思います(偏見)

 

 

 

M25 DESTINY

 

対戦校のスライドショー、見るたびに違う気がするのですが日替わりなのですか??

 

青学の私服がとってもマシに見える罠

 

桃城と乾先輩がバイカラーでカブってたのはちょっとウケますが、中学生の彼氏がその服でデートきても全然許容できるのが青学の私服

 

無理なのが立海(褒めてます)

 

幸村:仙人?美大生?全身ベージュ モダンダンスの衣装

真田:お兄さんからのお下がり感 ダメージスキニーとニュアンスパーカー、キャップ

柳:意味不明鮮やかストライプシャツの中に白ハイネック

 

このトリオなかなかパンチがあります

 

次点で柳生のピンクカーディガン、

赤也のバーガンディースキニーかな…

 

1番おしゃれなのはブッチギリで仁王

ピンクパーカーの上に薄いデニムジャケット、

ボトムスも同系色

 

ジャッカルのチェックシャツの上に黄色カーディガンは私は全然好きです

 

 

 

立海 気に入らないところも付き合う間に

   かけがえのない個性として認めていたな 

        お前のいいとこ悪いとこすべて

   わかっているのさ 友達だから
 

友達だから で向き合う人が謎に変更になってましたね…!

旧:3A,3B,幸村ジャッカル,柳赤也

新:赤也柳生、真田ジャッカル、柳仁王、幸村丸井

 

何故ですか!?

前の方が好きでした…

 

 

 

 

M26 アンコールメドレー

 

 

FGKSとフワフワの間にシャカブンが一瞬だけ追加!

 

 

立海コール後のものまねは「プリッ」だったかな…

 

 

不二「青学からは僕がいこうかな」

乾「今日は乾特性スペシャルドリンクを飲んでもらおう」

不二「ありがとう。いただきます」

本当に何かを飲み、周りのキャストのうわぁというリアクション

 

不二「セイ!これ美味しいね」×4

乾「さすがだな」

不二「乾のために特製不二汁を作ったんだ」

乾「ありがとう!(飲む)よくできてるじゃないか!」

不二「君はまだそのドリンクの本当の怖さを知らない…」

乾倒れる

駆け寄る青学と柳蓮二

 

丸井「4946!」

       「シ・ク・ヨ・ロ!」

  「だろい だろい だろい♪」

  「だrrrrrrrろい♪」

丸井「みんな!バレンタインまでもう直ぐだな!あげる奴が決まってないなら、俺が全部もらってやるよ!」

 

日吉「セイ!下剋上等!」×4

  

後ろで真田が華麗に古武術で舞い、4回目は幸村と一緒に高らかに飛んでいました

 

 

ちょっとコーレスやりたい放題すぎて笑ってしまいました

不二汁とか面白すぎてずるいですよ…

というか「これ美味しいね」をコールするとはどういうこと????笑

 

 

 

総括

 

 

結構演出変えてくるな!という印象でした。

ガラリと様変わりした『最終決戦』は新しいバージョンの方がいろいろ感慨深くて好きですね!

 

幸村部長がめちゃくちゃ力強くなっていた点も、よかったです。

東京公演では少しおとなしめに見えたので、闘志剥き出しの幸村くんが見られて個人的には嬉しかったです。淡々としていた東京公演の方が原作らしさはあるかもしれませんが、感情的に見えるくらいの方が、漫画のコマに描かれないシーンすら演じる必要がある舞台上では映えるかなと思いました。

 

座長の仁愛くんは声が心配ですが、それ以外はなにも心配なく、むしろ気迫が増していてドキドキしました。

歌い慣れたからかピッチが安定して高音が綺麗に出ていたので、二幕終盤まで喉がもってくれれば…!

天衣無縫のキラキラや、バンザイワッショイの最後桃先輩に引っ張られてセンターに来るところ、輝きすぎてて誰がどう見てもあなたが主人公です。本当にリョーマを演じてくれてありがとう。

 

 

凱旋はあと2回TDCで観劇して、16日ソワレはライビュ参戦です

 

あとちょっとしか観られないの結構寂しいですね…

 

14日バレンタイン演出どうなるか楽しみです!

そちらもまたレポしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

200209夜 立海後編レポ①


 

2020/02/09 17:30

@TOKYO DOME CITY HALL

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

観劇してまいりました。

東京凱旋公演で演出の変更が少なからずあったので思いつく限り残していきたいと思います。

 

(東京公演時点の演出を詳細に記録しておいてよかった………映像に残るのは凱旋のみでしょうし)

 

また、観劇を重ねるにつれて聞き取れるようになってきた歌詞も残しておきたいと思います。

 

 

※めちゃめちゃネタバレします。

※偏見や個人的意見がかなり含まれます。

 

 

当方テニプリ10年来のライトヲタ、立海の女です。

ミュは全国立海公演のみ1st〜3rdまで全て観劇してますが他校の公演は半分くらいはDVDで履修した程度ですので、そのくらいのヲタであることを認識された上でご覧ください。

 

 

 

◇開幕

 

暗闇で集合する立海レギュラー

 

真田「県大会、関東大会、無敗で勝ち進み、幸村の帰りを待つ。そして全国大会三連覇を成し遂げる!いいか!」

全員「イエッサー!」

 

東京公演では「都大会」って言ってましたよね?聞き間違いじゃないですよね?

もしかして「諸大会」って言ってましたか?

なんにせよ神奈川県の学校だし県大会の方がしっくりくるのでよかったです。

 

 

 

M1 立海メドレー(勝つことが使命〜非情のテニス)

 

 

歌割が変わりました

 

 

柳生   何のために俺たちはテニスをする

丸井   それは勝つために他ならない

仁王   負けるのは恥 

仁王桑原 屈辱でしかない

赤也   勝つためだけに

赤也柳  俺たちは戦う

立海   それが使命

真田   負けてはならぬ 必ず勝て

立海   負けはいけない絶対勝つこと

     それが掟

 

 

【変更点】

「何のために〜」 仁王柳生→柳生ソロ

「それは勝つために〜」丸井桑原→丸井ソロ

「負けるのは恥〜」赤也→仁王ソロ、仁王桑原

「勝つためだけに〜」柳→赤也ソロ、赤也柳

 

 

非常に謎の変更です

『まさに神の子(仮)』と同じ順番ですね

考えられるとしたら

①前後編通して試合のない柳生に花を持たせたい

②事情があって柳ソロをなくしたい

③歌詞のイメージから新歌割の方が適切と判断した

くらいですかね?②③はあり得ないと思いますが、一体何故………

 

冒頭の立海メドレーでソロがない人(仁王柳生丸井桑原)は『まさに神の子(仮)』でソロがある、(或いは『神の子』でソロがある人は立海メドレーではソロがない)という従来の歌割の方が平等でわかりやすかったと思うのですが………

 

 

これにより当公演での柳ソロが非常に少なくなりました(デッドエンドのみでは?)

なので柳役の井澤くんが喉を壊してしまい歌えなくなってしまったのかな?とかいろいろ考えたのですがデッドエンド普通に綺麗に出てましたので違ったようです

 

 

個人的に、柳生ソロが増えるというのは大いに結構なのですがよりによって立海大で唯一一人称が「」である彼に「俺たち」という歌詞が含まれるパートを歌わせるのは正直疑問です

 

従来の歌割の方がしっくりくると思うのですが、強いて言うならやはり柳生役の大隈くん、丸井役大藪くんのお歌がとても上手になったのがよくわかりましたのでその点は良かったと思います。

 

 

 

M2 I'm always winner〜ポジティブシンキング(青学新曲)

 

さすがに変更はなかったはずです

 

歌詞が日に日に聞き取りやすくなり、ほぼ解明できましたので思いつく限り全て残しておきます

 

青学 ポジティブシンキングで

   前だけ見つめよう

   ポジティブシンキングで

   前のめりで行こう

   俺とお前はいつでも僅差の勝負

   どっちが早く勝利のテープを切るか勝負

 

手塚 さあみんなワンステップ踏み出せ

   油断禁物 力をつけろ

大石 よしいいぞ その汗を信じて

   可能な限り動き続けろ

  求めるものはみんな一緒だ

   頭脳プレイで目に物見せる

河村 パワー全開 待ったは無しだぜ 

   ガンガン攻める 隙などはないぜ

海堂 (?) 俺を舐めるんじゃねぇ

   (?)獲物叩き壊す

菊丸 ひょいひょいと ここはステージさ

   縦横無尽に飛び回るよ

不二 みんなの個性 無敵の印

   勝利者宣言 頼もしい限り

桃城 優勝だけがみんなの願い

   暴れてやるぜ 容赦は無しだ

   

越前 みんなの鼓動が

   同じリズムを刻んでる

   みんなの瞳が同じ未来を見つめてる

           このチームの一員になれて良かった

 

青学 一致団結 堅い絆さ

   誰が欠けても青学とは言えないぜ

   ポジティブシンキングで

   ポジティブシンキングで

   青学勝利

 

 

申し訳ないことに海堂パートだけ同行者と話し合っても捻り出すことができませんでした

あと数回は観劇予定ですので今度こそ聞き取りたい……

 

 

乾,桃城パートで「求めるものはみんな一緒」

「優勝だけがみんなの願い」と同様の内容を歌っているのが良いですね!

この2人全然似ていないし原作でもそこまで絡みのあるキャラではないと思うのですが同じ視点で決勝へ向き合っているのがグッときます

 

 

 

◇軽井沢のシーン

 

今日ここで初めて南次郎が上島先生であることに気がつきました(すみません)

 

「悔しかったらこのケツに当ててみな」

と言いながら『UFO(ピンクレディ)』を踊ったり、『哀愁でいと(田原俊彦)』を歌って「誰がわかるんだよ」と自分でツッコんでました

 

お客さんの年齢層的に小笑いくらいでした(それが逆にリアルで面白かった)

 

リョーマにブランケットをかけてあげるシーンでは水面をパシャパシャさせながら軽やかにターンジャンプされてたのが流石!でしたね!

 

 

 

 

ライバルズ、本日の日替わり担当は亜久津先輩

トリオ「越前が記憶喪失で」

亜久津「お前らふざけてんのか!」

トリオ「いや本当なんです!お願いします!来てくれたらモンブラ」

亜久津「行くぞ!!!!!!」

トリオ「お、おー!」

 

モンブランを食べられるとわかるや否や食い気味にトリオを引き連れて捌ける亜久津先輩さすがに面白すぎ

 

 

 

 

南次郎がトロッコみたいなもので移動するシーンはバックスクリーンの映像が

お花畑→山道

に変更になっていました

 

ロッコが登り坂ではうまく進まず南次郎が降りて押してあげるのですが下り坂になった途端トロッコが勢いよく滑り落ちてしまい南次郎は置き去りになる、という内容でした

 

 

ここも何故変更に!?

別にお花畑で問題なかったと思うのですが…

これは改善とかいう話ではなく単に2通り映像用意してたしせっかくなので使うか!みたいな感覚なんでしょうか?

 

 

 

 

 

M4 ハイライト

 

演出に変更はなかったのですが歌詞が徐々に判明してきたので現時点でわかる部分レポっておきます

 

(立海新歌詞)

立海 最後の勝負だ

   勝つのは我々立海

   準備万端 隙はない

   優勝するぞ 抜かりはないか

 

(青学新歌詞)

青学 ドンマイ 怯むな

立海 あと一試合

青学 挽回のチャンス掴もう

立海 優勝決める戦い

青学 試合の流れを引き寄せ

立海 これが最後だ

青学 勝利のポイントを重ねるのだ

立海 これが最後だ

 

(新メロディー部分)

全員 僅差で続く試合で  

       ますます奮い立つ(/〇〇を満たす?/見出す?)

    実力の差ではこっちが優っているはず

    一歩も引けを取るな

    一致団結で無敵の絆

   (集中力 緊迫感 マックス全開にして?)

 

 

D1裏、未だに聞き取るの難しいですがアリーナ前方で読唇術を使った結果ここまで認識しました

 

 

実力の差ではこっちが勝っているはず

はなんだかプラチナペアの胸の内を感じ

一致団結で無敵の絆

はシンクロを会得したゴールデンペアを示す感じがしますが、このパートはずっと掛け合いが続けられてきた『ハイライト』という歌においてサビに位置し、青学と立海が声を揃えて歌っています

 

こっちが優っているはず

ゴールデンペアが築き上げた自信でもあり

無敵の絆

プラチナペアの信頼関係を指すとも読めます

 

つまり何が言いたいかというと

 

 

最高ですね

 

 

はじめは鎬が削られたことに対して寂しさみたいなものが大きかったのですが聞いていくうちに新パートへの愛が溢れてきました

 

 

 

 

 

◇ライバルズ戦

 

まずライバルズ登場シーンのSEがパソコンの起動音みたいな音になってました 

ロディアスな感じ

 

以前のSEはファ〜って感じで1stシーズン四天公演の『One More Step』の出だしに似てるなって思っていたから印象に残ってたのですが(語彙力)変更になったのは驚きでした

 

なんというか、より濃ゆくなった印象です

 

 

 

【日替わり】

 

・乾を殴る亜久津

 亜久津「お前の分析力はさすがだよなあ。

                 もっと褒めたいからこっち向けよ」

    乾「本当か!」

    亜久津「嘘だよ」(殴る)

 

・伊武のボヤキ後

 亜久津「おい誰だ今の!」

 伊武、桃城を指す

 亜久津「俺がお前にドーンしてやろうか!?」

 桃城「いけねーな!いけねーよ!」

 亜久津「うるせえ黙れ!」

 

・好きな言葉は?

越前「げ…げ…?…頑張れ負けるな!」

日吉「必ず勝て!いやもう"げ"関係なくなっちゃったよ

 

 

ライバルズシーンは日替わり満載で笑えて楽しいですね!

 

 

さすがに好きな言葉日替わりでは

"げ" は意識して欲しいですけどね!

"げ…" でも "…じょう" でもないならもうよくわからないですからね…

 

 

 

M7 正々堂々2019

 

例によって歌詞レポです

短いですからすぐ覚えてしまいますね

 

真田 俺がお前を仕上げる

   越前リョーマを元に戻す

   俺がお前を正気付かせる

   真のお前にしてやる

   思い出すまで手は抜かん

   越前リョーマ 覚悟はいいか

   愛の鞭とはこのことを言う

   つらさの奥に本来のお前がいる

 

 

手は抜かん」の「ん」の長音、だいぶ難しいはずなのに真田副部長はしっかり鼻濁音響いていて惚れちゃいましたね

 

台詞も「空なるが故に む゛…!」

って感じで力強くて胸熱でした

 

 

 

 

M9 まさに神の子(新曲)〜デッドエンド

 

 

歌詞レポです

 

 

立海 ああ神の子

白石 神が遣わした奇跡の選手

立海 ああ神の子

遠山 何もかもが特別な存在

立海 ああ神の子

白石 誰も逆らうことはできない

立海 自由自在にテニスの森羅万象を司る

 

柳生 テニスに君臨する選手

丸井 テニスを自在に操るマスター

仁王 相手は手も足も出ない 

桑原 試合を作り上げるのはあの神の子

立海 幸村

 

四天 強すぎる まさに神の子

   負けることはない まさに神の子

全員 相手はマリオネットになる

   まさに神の子

   テニスを支配する まさに神の子

四天 俺たちはしもべになるしかないのか

全員 ああ神の子幸村

 

 

"神の子"がゲシュタルト崩壊します

 

文字に起こすと怖いくらいですね

 

正直こんなに崇拝感のある歌だとは思っていなかったです

増しましたね宗教感!

1stの黒ミサから考えるとやはりダークさは感じられないのですが、「ここは神聖な領域です」という明確な線引き

敬われているなと感じます

 

幸村という選手の特別さ、特異さって立海レギュラーは同チームだから尚更強く感じているんだろうなと思います

日々ラリーの打ち合いとかするだろうし、「どこへ打っても打ち返されるイメージ」も「イップスへ陥ってしまう」ことも経験済みだろうなと

 

一方白石の台詞は「聞いたことがあるで

過去学校同士対戦している筈なのに、しかもお互い2年次もレギュラーだった筈なのに知らないの?とは思います

 

青学も、乾あんなに蓮二のデータ集めてたのに幸村のデータ無かったの??と

 

幸村ってもしかして公式戦、実戦経験あまりないのですかね?

それか相手が良いところまで撃ち合えないとイップスにするまでもなく勝ってしまう?

これはミュージカル関係なく原作時点での謎なので本来このレポに残すべきではないですが、今回この『神の子』の歌詞を書き起こしてみてふと思い出した内容だったので備忘録として残しておきます

 

 

まさに神の子〜と歌いながら両腕を前に下ろす振付の後、ブン太が手をキュッと握るのが好きです

 

 

 

M10 鎬を削る者たち

M11 俺は行く〜テニスが俺の全て

 

 

鎬イントロ、跡部だけ下手側に一歩飛び出していて残り6人が2×3の四角形を作っている陣形、なぜです??

 

3rd跡部を超優遇したいスタッフの気持ちはもう十二分に伝わってますので、そこまでしなくても…と思ってしまいました

 

変更点としては、鎬が終わった後、デデデデーンのあと終曲せずに『俺は行く』のイントロに繋がるようになっていました。

 

それによって

・バックスクリーンに走るリョーマの影

・舞台上にはライバルズ集合

・『サンキューライバルズ』の独白

 

が重なるようになっていました。

 

スムーズでとてもよいと思います。

 

 

 

 

 

トリオとライバルズの小コントは亜久津とカツオ

 

歩いて行くライバルズにぶつかられて倒れる亜久津

高笑いする跡部

亜久津「アイツ人ぶっ倒して笑ってるとかどんだけヤベーんだよ」

カツオ「でも亜久津さんも僕に石当ててましたよね」

亜久津「そんなこともあったか…。だがそれはそれ、これはこれだ!」

 

カツオ、亜久津に迫られケーキを買いに行くことに

 

カツオ「ショートケーキですよね!」

亜久津「違うわ!(客席に)お前らもまたモンブランかって思っただろ!おい、誰が幕下ろせって言ったんだよ!」

下手から舞台監督さん(マジのスタッフさん)が登場。時間が無いと言わんばかりに腕時計を示す。

亜久津「…チッス…あ、押してる?はい…

目を見りゃわかる。あれはブチ切れてる。流石の俺もあの人には逆らえねぇ…仕方ねえ、休憩は無しだ!」

 

結局休憩には行かせてくれました笑

 

 

 

 

 

 

 

第二幕

 

 

引き続き日替わり

 

カツオ「買ってきましたよ!あれ?亜久津さん?」

怯えながら上手から登場(さっきのスタッフさんに対してビビってる)

亜久津「(袖を見て)こっち見てんじゃねぇかよ!俺まだ中学生だぞ!(カツオからもらった包みを開けて)ショートケーキじゃねぇか!まあ嫌いじゃ無いけども!」

 

 

声が大きいのが面白いんですかね、何やってても可笑しいのでズルいです。

 

 

 

そして

トリオ曲の手に汗握る歌が終わり、

 

 

 

M13 最終決戦

 

これも歌割が変更になっていました!

Aメロ1番が跡部・真田パートに、2番が四天パートに変更です

 

「青学か立海か」のところでは真田はのポーズしていたと思います

 

そしてなにより、ラストラスト〜と跡部・真田が歌い上げている間、バックで青学vs四天戦ハイライトが行われます

 

不二vs白石、リョーマvs金ちゃんです

 

これをやるために歌割を変更したのですね!

アツかったです

 

 

ぶつかれ粉々に」のパートではライバルズが全員出てきて踊ります

 

またその後のAメロは四天が歌いますが、バックでは関東大会決勝のハイライトが行われます

 

うわー!!

 

鳥肌が立ちました

 

厳密には四天パートの前の間奏中に関東立海戦のダブルスハイライトが始まります

D1が上手奥vs下手ツラ、D2が上手ツラvs下手奥で一部交差してラリーが行われるのですが、

D1は仁王柳生の入れ替わり後戻って本家柳生のレーザービームのくだり、D2はあのブン太が守備に?向かい風!そうだ入っちまえ!のシーンだったと思います

 

その後Aメロ中にS2、S3が行われます

S2は縦にコートを取って、不二が頭にボール食らうシーンからの赤也が無我の境地、グランドスマッシュ握力足りずラケットを落とすシーン

S3はタイブレークでしょう

ラリー後「幸村か越前か」の歌詞の裏で乾と柳が向かい合って見つめ合う演出があり非常にエモいです

 

 

ラストラスト〜」以降は青学が立海を取り囲み立海が円の外側を向いて踊る、外円と内円が交代して今度は青学が踊る、と言った演出

 

 

ラスサビ「ぶつかれ粉々に」の歌詞のところでは青学と立海が1人ずつセンターでショットを決めて上下に分かれていきます

 

 

このラケットのスイング、基本キャラクターらしいショットが選ばれている気がするのですが、柳先輩まさかの振り抜き両手バックなんですよね!

 

柳必殺技あまりないけど、印象的なポーズって関東の時のかまいたち(高速スライス)か、全国だと空蝉(ドロップ)だと思うのですが、まあドロップショットはあのシーンに向いていないとしても両手打ちしかもバックハンド強打をやるとは思わないじゃないですか

とにかくそこに萌えてしまい、そこばかり見てしまいました

 

井澤柳くんはテニスのスイングのフォームがすごくきれいですよね

運動神経が良さそうに見える

柳先輩ってちゃんとテニス上手いんだ!と思わせてくれるので大好きです

 

 

 

◇試合開始

 

リョーマが戻ってきていざ第五試合が始まるって時に、大石が審判に深く礼をしています。

うちの選手がご迷惑をおかけしました、という意味の礼だと思いますが、細かいなと感心してしまいました。

 

 

真田も「礼には及ばんよ」と言って立海ベンチに戻ってくるのですが、その時のプラチナの表情がフクザツで、急に悲しくなってしまいました。

ジャッカルが真田に小さく頭を下げて彼のラケットを受け取るんですよ………

 

たしかに真田ってプラチナの負けを悟ってD1途中で抜け出してリョーマの記憶取り戻し隊に合流したわけなので、プラチナからしたら複雑ですよね。

結果的に自分たちは負けて部長に試合が回ってしまったわけだけど、そりゃあ幸村くんには真っ向勝負であの一年に勝ってほしい、だから真田があっちに協力するのは仕方ないと思うけど、でも…

という葛藤、苦しみが見えてプラチナのオタクは胸がギュッとなります

 

金ちゃんとの一球勝負前、

「多分あっという間だろうぜ」

の台詞後のリアクションも、ちょっと複雑なニュアンスが感じられてプラチナペア恐るべし…と思いながら見ていました

 

 

幸村部長の「良い目をしている」は「良い目をしている(感嘆)」から「良い目をしている(事実)」ぐらいの遷移がありました

この違いは闘志メラメラ感が増したことによる違いでしょうか…

 

 

ジャージを落とすゲームの時、立海ベンチは幸村部長のジャージが落とされたことにいち早く気付いてちょっとザワザワし始めますね

真田と柳が目を合わせて、ブン太がジャージを指差してジャッカルや仁王に何かを話す

 

その後ブン太が赤也の肩をポンポンと叩きジャージを拾いにいくよう指示しますが今日の赤也は「うっす」と答えるだけ答えてなかなか取りに行かず、ブン太に「馬鹿お前今行くんだよ」と言われて初めて「今っすか」と慌てて取りに行く感じでした

ジャージは相変わらず何故か仁王が一旦受け取り、丸めて真田の足元に置きますね

 

 

雷を返球した後のベンチ、立海では何人かなぎ倒されている中真田は帽子を押さえていたのが好きでした。大切な帽子だものね。

 

 

 

M14 これでもう終わりかい

 

東京公演での幸村くんをとするなら

凱旋の幸村くんは激。

 

これでもう終わりかい(圧)

 

という物言わぬ力強さを感じる歌唱になっていました

この幸村は真田の望む通り真っ向勝負でボウヤを叩きのめしたいタイプの幸村ですね

 

俺を見ろ

俺を感じろ

俺を敵対視しろ

俺に打て

俺に向き合え

俺を叩きのめせよ

 

の6コンボも、真田の「どうした もうおねんねか?」に通ずるものがあるというか、本当にその程度では期待外れ甚だしいよもっと来いよという希望?願望?煽りを感じます

 

 

明らかに強そうすぎ

ちょっと怒っているくらいに見えるので怖いです

 

立石幸村は前編でも

①気怠げ興味なさげ幸村

②ピリピリイライラ幸村

③みんなに慕われる幸村

の3パターンくらいの演技パターンを持ってましたが、この歌では②の進化版という感じがしました

 

 

曲中にブン太が幸村くんのジャージを真剣に畳んでいるのがちょっと可愛かったです

 

 

 

 

M15 傷だらけのチャレンジャー(青学新曲)

 

結構好きな歌です

歌詞を書き起こしてみました

 

手塚 どこまで行く越前

   どこまで上り詰めるのだ

   お前の決心が

   テクニックに結びついて行く

大石 無理をするな越前

   (?)

   お前の能力は体力を超えている

不二 勝つためなんだね その意欲

   僕にないものを君は持っている

   偉いよ

河村 無我夢中とはこのことだ

   (?) 

           すごいぜ

 

大石「技に身体がついていかない…能力が体力を超えているんだ!」

 

海堂 とことんやれ越前

   これがお前の本能だ

   (?)

菊丸 もう無茶だよオチビ

   でも一歩も引かない

   (?)

  底知れぬファイト 目を見張る

   お前の負ける姿は見たくない 頑張れ

桃城 一心不乱とはこれだ

   半端ない集中力でコートに君臨

   レベルアップ

 

青学 傷だらけのチャレンジャー

   青学を勝利に導くため

   傷だらけのチャレンジャー

   青学を優勝させるため

   負けるな 負けるな 負けるな越前

 

 

 

相変わらず乾パートで泣いてしまうオタクです

Bメロ部分、Aメロほどの不穏感がないからかスッと入ってきます

タカさんと桃城の高音もかなり好きです

 

 

 

幸村くんの台詞、全体的に力強くなりました

 

「これがまさか…マズい…」

の言い方も、冷静に判断している感じが本当にテニス強そう〜って感じられて良いですね(語彙貧すぎ)

 

雄叫びも違和感なく見られ、泣きそうになってしまいました

東京公演の時はあの演出に慣れず、絶叫シーンも「お、おう…」となってしまったのですが(すみません)、感情移入できるようになりました

 

友情のテニス2019でブン太がエンブレムに手を当てていましたね…

 

 

 

M16 幸村のテニス

 

なんと言っても立石幸村くんの歌唱にパワーがMAX加わったので

強!!!!!

という印象

 

それにあんなに踊りまくっていて声が全く乱れないと言うのはどういうことなんですか?まさに神の子ーーー!

 

初めて1stシーズンのマサ仁王による『イリュージョン』を観た時と同じ感動がありました

そんなに踊ってここまでブレずに歌える人いるんだ!?という

 

余裕が感じられる演技ではないからこそ「全力でお前を倒す」という強い意志を感じ、応援したくなります

立海のオタクなら誰しも「今回立海勝てるんじゃね?」と思ったことがあると思いますが今日がそれでした

 

 

「ボウヤの負けだよ」

「この声すらもう君には聞こえてないだろうけどね」

 

台詞も、慈悲が全くない言い方でゾクっとします

 

 

 

◇天衣無縫のシーン

 

天衣無縫のキラキラに全員が眩しそうに手をかざしたり腕で顔を隠したりするのですが柳さんは顔ごと背いていました

 

なんせ眩しさに弱いために目を細めて生活している人ですものね…

 

見えない打球に対して仁王が「なんじゃ今のは…」と言いますが、その時の幸村くんの顔がまさに「なんだ今のは」という顔で、立海のオタクは(ああ越前のテニスが始まってしまった…)という気持ちになってしまいました

 

リョーマが「次はゆっくり行くよ」と宣言すると赤也が慌ててベンチに身を乗り出します。次こそは見てやるぞ!という感じです

でも見えないんですよね

 

 

 

M18 天衣無縫の極み2019

 

仁愛リョーマ、「これから明日へのサーブだ」の高音が綺麗にスコーンと出るようになっていましたね!

 

立海の女なのでこの辺からはかなり情緒不安定になってしまうのですが幸村部長の勇姿を見届けなければ!と思い彼の表情をガン見していました

 

眉にしわを寄せて、必死にボールを追おうとしている

端正なお顔が歪んで、焦りが見えます

 

暗中模索から答えを導いたな

これは命をかけた戦い

試合は勝利のためだけにある儀式

勝って勝ち続けて また勝って

その結果のみが俺の生きる証

 

命をかけた戦い」「勝利のためだけにある儀式」「俺の生きる証」の部分の感情の入り方があまりにもすごくて号泣しました

 

しかも幸村部長、凱旋公演からだと思いますが立海のエンブレムを握りしめていました

立石幸村は本当にチームのことが大好きでチームのために勝利を捧げたい部長なんですね

 

「集中力を高めろ!冷静になれ精市!絶対に返せないボールなんてないんだ!」

の台詞も魂の叫びで、しかもきちんとその後リョーマの打球を返すので、本当にリアルタイムで試合を見ているかのように頑張れ!と応援したくなってしまうようなお芝居でした

 

 

 

 

南次郎が天衣無縫について語り出すシーン

 

「テニス始めたころ日が暮れるまで夢中になってやったろ?それがどいつもこいつもいつしかあの時の心を忘れちまう」

 

真田副部長が幸村部長のことを見やるんですよね…

 

なんなら柳と乾もお互いのこと見てますか?もしかして

 

柳が青学ベンチの方を見て、気まずそうに目を逸らすので………

 

ここそれぞれが何かをしているのはわかるのですが目が足りません

ベンチだけを写し続けた特典映像を売っていただけませんか…

映像として残らないからこそ儚くて良いのでしょうか…

 

 

 

お前がプリンス後、

仁王の台詞「あいつここにきて盛り返し始めたぜよ!」のあと

ブン太、赤也はベンチの手すりに捕まって前のめりで応援してるのですがジャッカルはベンチの柵の前で手を握りしめて祈ってるんですよ

それを見た瞬間泣いてしまいました

 

ジャッカル元々ブラジルのお守りとか持ち歩いてるくらいなので祈りの習慣はあると思うんですよ

でもテニスに関して神に祈ったことはないと思うんです

常勝が掟の立海ではただ努力のみが必要で20倍ヘビーな重りをつけて実力でレギュラーを勝ち取った

ましてやチームの大将である幸村の勝利に対して祈るなんてことは今までしたことはなかったはずです

そんな状態でも祈らずにはいられない

この一点決められないでくれ、という祈り

そんなの見たら泣いてしまいますよ………

 

 

 

結果サムライドライブが決まって負けてしまいますが、その時の幸村くんの表情、なんとも言えないですね…

 

赤也は俯いて嗚咽し始めます

これ全公演泣いているので本当に前田赤也、プロですね………

 

立海ベンチでレギュラーの顔を見渡した後、どうしたらいいのかわからず呆然とベンチ下で立ち尽くす幸村くんのもとに真田、柳が降りてきて肩をポンと叩きます

そこでようやくハッとしたように真田を見つめ、差し出された柳の手にラケットを渡します

 

 

幸村部長の号令で「立海大附属!」と声がかかると赤也が顔をクシャッと歪ませて涙するのが本当に胸が締め付けられて…

 

みんな頑張ったよ…すごく良かったよ…と保護者の気持ちになってしまいました

 

 

 

 

 

 

超長くなってしまったので一度切ります

 

 

続き↓

 

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『ハイライト』改変について

 

 

以前観劇時に『ハイライト』の演出が一部変更となっている点についてレポを残しました。

 

 

tomstage.hateblo.jp

 

 

感じたことをまとめましたので別記事にはなりますが掲載してみます。

 

 

 

注意

※新歌詞についてのネタバレ

※↑しかもあくまで聞き取れた範囲での歌詞

 

 

 

 

 

 

◇そもそもハイライトって

 

元々『ハイライト』という歌は、後編では描かれないS3〜D1までの試合をダイジェストで振り返ろう!という趣旨の楽曲です。

 

勝戦への想いを交互に歌いあげる両選手陣が、試合のハイライトを演じる選手を囲んでいます。

 

センターでは試合が行われておりますが、周りの選手はベンチワークなどを行うわけではなく、ただ歌っています。

 

なので私は今までこの歌を、「全国中学生テニストーナメントに携わった全ての選手たちの想いの概念としての歌」だと認識してきました。

 

 

 

試合をしている選手以外の周りの演者はその試合の観客であり、傍観者

試合を観ている観客の中にはベンチに座る勝戦当事者同士も含まれるため、青学や立海含む全てのテニスプレイヤーが『ハイライト』を作り上げている。

というイメージです。

 

 

 

というのも、この歌の歌詞はあまりに抽象的です。

 

 

 

青学 絶対に勝つ それだけで生きてきた

立海 絶対に勝つ それだけの毎日

青学 絶対に勝つ 俺がナンバーワン

立海 絶対に勝つ それが生きてる意味さ

 

立海 お前を負かす それだけで生きてきた

青学 お前を負かす それだけの毎日

立海 お前を負かす 俺がナンバーワン

青学 お前を負かす それが生きてる意味さ

 

 

もちろん青学、立海の歌と読むことが可能です。

特に「絶対に勝つ それが生きてる意味さ」なんていかにも立海ぽい。

でも同じワードを繰り返し交互に歌っているので、聞いた時のどっちがどっちという印象がそこまでないのが珍しい。

 

 

 

テニミュでは複数校で歌う時、パートが分かれるならば青学は青学らしく、立海立海らしく歌うものです。

 

1stシーズン関東立海の『Finalist』を思い出して下さい。

 

あれは青学も立海も、ほぼ同じようなことを謳っていますが立海パートは立海らしい歌詞になっています

不二と赤也の「選ばれし者 勝ち残った者

博士と教授の「予測される激戦に備え

などは同じ歌詞を歌ってますが、

青学ここで勝たなきゃ今までの試合が水泡に帰す

立海気分引き締め全国大会王座を目指そう

水泡に帰す、が青学っぽいかは別として全国大会王座を目指そう、はめちゃくちゃ立海ぽい。

 

 

 

立海ぽいというのはすなわち、その歌の主観者が立海の選手であるということです

 

 

 

楽曲後半、D1の試合が終わった後、四天パートも終わった後には立海と青学パートがあります

 

 

立海 ここまで来た

   これがファイナル

   我々の集大成

青学 みんなで来た

   ここが目的地

   我々の最終到達点

 

ここでは試合はもう終了していて、彼らも試合の傍観者ではなくなります。青学から「みんなで来た」という青学ワードがようやく飛び出すわけです。歌詞が当事者の立場の内容になりました。

 

 

 

試合のハイライトが終わって初めて青学立海当事者として歌い始める。

 

それを踏まえて新歌詞について考えてみます。

 

 

 

 

◇冒頭の立海パート

 

【旧歌詞】

立海 容赦のないアタック

   手加減知らずのつわもの

   ぶつかり合いせめぎ合い

   勝利者だけが手にする決勝
 

【新歌詞】

立海 最後の勝負だ

   勝つのは我々立海

   準備万端 隙はない

   優勝するぞ 抜かりはないか

 

 

どう変わったのか見てみます。

 

旧歌詞では立海メンバーが全国大会について抽象的に歌っているようにも、自分たちのことを客観的に歌っているようにも取ることができます。

("手加減知らずのつわもの"立海大附属のことを指すのか、真田の言うような「全国の猛者ども」を指すのかの違いです)

 

一方新歌詞では「勝つのは我々立海」と、ハッキリ名乗っています。

最後の語尾が「抜かりはないさ」かもしれず曖昧なのですが、いずれにせよ自分たちで自分たちのことを歌っているパートという認識になります。

 

抽象的な表現からはっきりと立海の当事者パートと呼べる内容に変化しているのがわかります。

 

 

 

◇S2中の青学パート

 

青学 ドンマイ ひるむな

立海 あと一試合

青学 挽回のチャンス掴もう

立海 優勝決める戦い

青学 試合の流れを引き寄せ

立海 これが最後だ

青学 勝利のポイントを重ねるのだ

立海 これが最後だ

 

(掛け合いなので聞き取りが難しすぎて間違っている可能性が高いです 「ドンマイ」と「挽回のチャンス」と「試合の流れを〜」以外自信ない)

 

夢見ていた栄光〜 以下は変更なしのためここだけ意図的に歌詞が変更になったのがわかります。

 

ここの旧歌詞は

青学 命取りの失敗
立海 あと一試合
青学 判断ミスして敗退
立海 優勝決める戦い
青学 どんな技も破られる
立海 これが最後だ
青学 絶対な事など何も無い
立海 これが最後だ

 

あまりにも物騒な歌詞です。

例によって立海の掛け合いは誰目線とも取れる抽象的な歌詞ですが、旧青学パート「判断ミスして敗退」はどう見ても青学が青学のことを歌っているパートではありません。

決勝で負けることを敗退と呼ぶかどうか微妙(トーナメントの途中で敗れることを指すイメージがあります)だし、ここは過去青学と戦って敗退した学校の想いと言われれば一番しっくりきます。

青学が大衆の世論を歌っている、ということです。

 

(「絶対なことなど何もない」「命取りの失敗〜どんな技も破られる」にかかっているのか、「どんな技も〜」と同列の歌詞なのかという議論については今回は置いておきます。

個人的にはライバルズのくだりで青学が出てきてこのパートを歌い上げる時の意味合いは前者、『ハイライト』での意味合いは後者なのかなと思っていました)

 

 

青学の歌を通じて過去対戦した学校の想いが現れている。

ここが青学らしい言葉選びのパートに変更になったということは、つまり

「全国中学生テニストーナメントに携わった全ての選手たちの想いの概念としての歌」から

「決勝戦、青学と立海の歌」シフトチェンジしたということなのではないでしょうか。

 

 

夢見ていた栄光〜 以下に変更がないのは、そこの立海パートが元々かなり立海主観ぽいからだと思われます

 

次の試合に託そう 当事者の発言ですしね。

 

青学が過去対戦したプレイヤーたちの想いを背負ったパートを歌った後に立海は自分たちだけの想いを歌っている、そんなところもらしくて良い…

 

 

 

結論、ハイライトの演出変更は「楽曲の主観者を当事者にするため」と考えます。

 

 

では、なぜそれをする必要があったのか?

 

 

 

 

◇削られた鎬

 

 

ギャグじゃないです。

 

D1のハイライト試合中の楽曲が従来『鎬を削る者たち』だったのが、今回カットされていました。

 

新歌詞はセリフにかぶってしまっているのもあってもう信じられないくらい聞き取れませんよね。

D1叫びすぎです。

 

一歩も引けを取るな

 

とは歌ってましたね…

他の歌詞聞き取れた方是非教えてください…

 

 

旧歌詞の『鎬を削る者たち』部分

 

鎬を削る者達よ
自らのプライドでコートを飾ろう
鎬を削る者達よ
自らのパワーでより偉大になろう
悔いのない試合を
輝ける勝利を
この手につかもう

 

ここの 悔いのない試合を〜 以降は続投でしたので、本当に一部だけカットされたという感じです。

 

もともと『鎬を削る者たち』は鎬を削る者たちの歌なので(すみません)、ライバルズやこの全国大会に携わった全てのプレイヤーの歌です。

 

1stシーズンでの『ハイライト』のポジションでは、青学や立海を通して過去対戦校たちの想いが概念として歌われているという内容だったため『鎬』の挿入は違和感ないのですが、今回の歌詞変更にあたって当事者同士の歌へ変更する際に『鎬』はちょっと違ったのでしょう。

 

 

最初聞いたときは、『鎬』は無くなって新曲になったんだな〜と思いましたがライバルズが普通にこの曲を歌っていたので、やはり

『ハイライト』は当事者の歌に、

『鎬』はライバルズの歌に、

という線引きを明確にしたかったのかなと思料。

 

 

ライバルズという、featuringとは違う全国立海後編のみの特殊演出をより際立たせるためにこのような改変が行われたのではないかと考えます。

 

ライバルズは決勝戦を見守ってしかるべき、ピラミッドを築き上げたプレイヤーたちなので、その立場をきちんと作るのは大切なことだと思います。

 

 

 

 

結論

 

今回の『ハイライト』変更は

・主観を当事者にした

・それによってライバルズの立ち位置を明確にした

と考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

いやなんの話。

191220 立海後編レポ③

 

2019/12/20 19:00

@日本青年館ホール

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

第一幕は①、第二幕S1終了までは②↓

 

tomstage.hateblo.jp

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バンザイワッショイ後、上手側に南次郎が登場します

 

立海大附属…いいチームだったなあ」

「幸村くんよお〜テニスってのは……いや、やめておくか」

と誰にともなく嘯きます

 

さらっと言ってましたが

立海がいいチームと評価される

・幸村のテニスを否定しない(天衣無縫を押し付けない)

 

というのはテニスの王子様で大きく印象が変わった点なのではないでしょうか

 

1stシーズンでは立海からは狂気を感じるほどでした

勝ちに執着するあまり大切なものを見失ってしまった感じです

 

2ndシーズンでは、勝つために苦しみもがきながら泥臭く勝利を掴む等身大の中学生らしさが垣間見えるようになりました

 

今回の3rdシーズンでは新テニで「天衣無縫が最終境地ではない(天衣無縫以外にも強いテニスがある)」「幸村はテニスを楽しめないがテニスをできる喜びは誰よりも知っている」という、立海のテニスを否定しない、肯定的な材料を元に、それに従った表現ができるようになったと思います

 

 

旧シーズンでも上島先生とかが「立海もいいチームだったんだけどなあ」というようなことをどこかで言っていた気もしますが、より「立海もいいチーム」感が出てきたのは3rdシーズンからかなあと思います

 

 

 

そして従来もありましたがトリオが「どうすればお宅のリョーマくんみたいに強くなれますか?」と南次郎に尋ねます

南次郎は女の先生紹介してくれ!と言いますが、「竜崎先生しかいない」と言われ撃沈します

 

 

 

M22 GRADUATION

 

変更なしです

 

この歌を聞くと青学バラードのオールキャスト版、という感じがするんですよね

 

元々各代ごとの青学バラードって、キャラにもキャストにも当てはまるようにできているから2.5のヲタクはたまらないわけなんですが、このGRADUATIONもキャラの卒業とキャストの卒業、それとテニミュの終演を歌っている

 

パート分けは変更なく、1番青学2番立海、そしてライバルズという感じだったと思います

 

お前の道はお前が決めろ

俺の道は俺が決める

一緒に歩くのも自由

離れていくのも自由

旅立つ者 飛び立つ者 留まる者

 

の時の立海が上手下手で半分ずつくらい違うステップを踏んでそれぞれ異なる道を表現していたのが泣けてしまいました

 

 

to be continued…..と歌いながら舞台上に青学3年生だけが残ります

 

卒業式のシーンです

一人一人が卒業証書を受け取って、ハケていく際は客先の通路を歩いて行きます

不二とタカさん

乾とカチロー

大石と菊丸

大石と手塚 で二人ずつ二言三言語って別れます

 

演出に大きく変更はなかったと思いますが、菊丸が若干泣きそうだったのもあり客席からは鼻をすする声が少し聞こえてきました

 

大石と手塚がハケた後、音楽がパイプオルガン調の別の曲に代わり教壇が下手奥に出てきます

 

 

「3年A組10番 真田弦一郎」

「はい」

 

立 海 の 卒 業 式 が 追 加

 

 

これは由々しき事態です

会場のすすり泣き声が一気に増えました

3年A組…と声が響いた瞬間の鳥肌と感動を思うとネタバレを断固遮断して観に行って本当によかったなと思いました

 

青学のようにバーニングしたり「ほーい」と返事したりする個性はなく、全員しっかり「はい」と答えて丁寧に証書を受け取ります

(ジャッカルだけ涙声だったので少しウケました。「ファイヤー泣泣」)

仁王とブン太がものすごくいい声で返事していたのが泣けましたね…

 

青学と同じように二人ずつ言葉を交わしてハケていきます

 

仁王「柳生、元気でやりんしゃい」

柳生「アデュー…とは、言いませんよ」

 

上手側にいた仁王の方へ歩み寄り、そのまま上田袖へハケる柳生

それを受けて下手側へハケる仁王

 

 

 

桑原「ブン太、俺たち良いダブルスだったよな」

丸井「ああ…なんか、いつも走らせて悪かったな」

桑原「………たのしかったぜ!」

丸井「またやろうな」

桑原「おう!」

 

いつも走らせて〜楽しかったぜの間で客席の涙が5倍くらい増えました

私も泣きそうでした

 

 

 

そして、柳が一人でまっすぐ歩いてくると上手から赤也が飛び出してきます

 

赤也「柳先輩!!」

柳「赤也…」

赤也「今まで、ありがとうございました!!」

深く90度の礼をする赤也の背中にそっと手をかけて

柳「立海を頼んだぞ」

そう言って上手へはけていきます

赤也は決意したように下手へダッシュハケます

 

乾もカチローに青学を頼んだぞ、と声をかけていたのでやはりこの二人は似た者同士なんだなと思いました

 

赤也が飛び出してきた時もすすり泣き声が10倍くらいになってました

立海の女、涙もろすぎるぜ

 

 

残された2topですが、二人で前へ出てきて向かい合います

真田「幸村、お前のおかげで素晴らしい3年間だった」

幸村「真田、俺の方こそ心から礼を言わせてもらうよ」

 

間1メートルくらいしかない距離で話してるのですが、握手をし、その手を胸元でまた強く握り合います

 

真田「またな」

幸村「ああ、またな」

 

セリフと言い男らしい握手といい完全に泣けてしまい会場の号泣ムードは誰にも止められないって感じでした

 

立海卒業式についてはいろいろ感じたことがありましたので別でまとめます

 

 

 

 

シーン変わって、

亜久津と田仁志が制服姿で立っています

 

田仁志「阿久津!」

亜久津「…なんだデブ

田仁志「やー、またテニスやれよ!なかなかいいものもってるやっし!ま、あのチビには勝てなかったけどな!」

亜久津「あぁ?!てめーこそ泡吹いて倒れてただろうがよ!」

田仁志「○×%€☆※÷〆〜〜!(沖縄弁)

亜久津「なに言ってっかわかんねーんだよ!💢

二人で掴みかかり、一触即発になるも、田仁志が急に高笑いをはじめて「元気でな!」と声をかけ、去ります

亜久津「…おめーもな」

 

亜久津の破壊力ずるいですわ…何言っても面白いし最後のおめーもな!はかっこよすぎ…

 

 

 

二人がはけると下手から制服の跡部が「ラララララ…」とseasonを口ずさみながら登場します

するとそれに合わせるように「ラララララ〜」と上手側から歌声が聞こえてきます

クスクスする会場

 

そして出てきたのは白石

 

跡部日吉かと思ったらおめーかよ

会場笑

白石「跡部くん!これからどうするんや?」

跡部「まだまだ俺様の季節は終わってねぇよ(インサイトポーズ)」

白石「俺もまだまだこれからや(エクスタシーポーズ)」

跡部「あーん?俺様のポーズと手が逆さまなだけじゃねぇの」

白石「ほんまやな」

 

白石「跡部くん!またどっかで会おうな!」

跡部「ああ、どっかで、な」

 

意味深でかっこよかったですね…

個人的には跡部も白石もいつかはテニスを離れる時が来そうだなと思っているので、本当に全然関係のないところでふと再会するかもしれませんね

 

 

 

今までは青学の卒業のみフィーチャーしていたのを、出演三年生全員に別れの場を作ってくれた演出に感謝

 

ライバルズは他校ですが、U-17合宿などで面識はあるはずなので違和感なく見られました

どういうシチュエーション?とは思いましたが

 

 

 

続いて3年生卒業後?引退後?の青学のシーン

 

桃ちゃん先輩が「おらおら1年!涙ぐんでんじゃねーぞ!」と慰めてくれます

 

手前の席のお客さんにラケットを持たせて指導するくだりは従来通りでした

「誰に憧れて青学に入ったんだ?俺か?じゃあ今日からお前もレギュラーだ!まあ俺にそんな権限ないんだけどな!」

 

パツキンになったカツオに

「水野!なんだその髪は!」と海堂がキレ、

「海堂部長こそ、そのオニューのバンダナイケてるっスよ♪」

と返し、グラウンド10周走らされるトリオも健在でした

 

 

お前ら部長になったのか!のシーンもそのまま!可愛いですね

でも財前がいないのにこのシーンをやったのはなぜなんでしょうか

(旧シーズンでここに赤也を入れてなくて本当によかったですね…玉川よしお…)

 

裕太「今年こそアニキを超える!いや、今年こそ行くぜ…金田と!全国!

 

金田の名前出してくれてありがとう……

2ndでは笑かし日替わりだったと思うのですが今回は泣ける系なんでしょうか

 

 

 

M23 good bye and see you again (リョーマソロ新曲)

 

『あの日の幻』ポジションの歌です

 

メロディは覚えているのですが歌詞が全く思い出せません…

少し懐かしいj-popな感じで、非常に刺さりました

アニメのエンディングっぽかったですね

 

 

中央に三段の簡易的な階段ベンチみたいなものがあり、リョーマがラケバと荷物をそこへ置いて歌います

 

途中スクリーンに青学メンバー一人一人とのツーショット写真が映っていきます

↓順番は全然覚えてません…かなしい

 

菊丸 テレビゲームで競う二人

不二 サボテンのそばで不二に写真を撮られている?リョーマ

乾 勉強を教えてもらっているのに寝ているリョーマ

海堂 (忘れました)

大石 焼肉の網越しに睨み合う二人

河村 寿司を握るタカさんと箸を構えているリョーマ

手塚 ジャージを広げてSEIGAKUの文字を見つめる部長をこっそり見ているリョーマ

桃城 バスの中で肩を寄せ合って眠る二人

 

リョーマ 見守ってくれたみんなに感謝を込めて

     good bye & see you again

 

 

間奏のあたりで四方から手塚、跡部、真田、幸村が登場してラケットを振り抜きながら去っていきます

 

これがあったので、『あの日の幻』ほどキャスト寄りの歌ではなく、テニミュにおけるリョーマの歌という印象になりました

 

先の4人はにちかリョーマを大きく成長させた4選手なのかなと思います

 

 

この曲終わりに桃城海堂が、リョーマの写真?を見ながらあいつ相変わらずだな!と言い合うシーンがあります

アメリカでストリートテニス場にいる、ストライプシャツ姿のリョーマがバックスクリーンに映し出されています

 

 

M24 フィナーレメドレー

 

完全にそのまま続投です!

最後の『お前はプリンス』でリョーマが客席降りするところも一緒

この曲が終わると「あ〜テニミュ終わっちゃう(涙)」と感じてしまいますね

 

『バンザイ』のトンチキダンス、お願いだから元気キャラか可愛いキャラを前列にして

真田が前目センターはさすがに笑います

 

 

ここでバウです!

BGMは『お前はプリンス』

 

前々から思ってるんですけど、立海が二人ずつ(部長副部長は一人ずつ)出てきてそのあと再集合するときは真ん中に三強、青学中心に全員集合するときは立海の左端に三強が並ぶ序列が非常に好きです

 

あと青学もなぜか全員集合時、海堂だけ下手から上手に移動して桃城の隣?にいきますよね?あれの理由教えてください詳しい人〜!2年生は右端にいなきゃいけないみたいなルールがあるんですか!?

 

 

 

アンコール一曲目は……

 

M25 DESTINY

 

イントロは『笑顔をみせよう』だったと思うのですが、気のせいかもしれません(すみません)

対戦校のスライドショーが流れていきます

ここでまた会場の号泣指数が上がってしまいました

各地から聞こえて来る鼻をすする音をBGMに『DESTINY』が流れます

 

青学が私服で登場します

(赤や紺を基調とした感じで、中学生らしい等身大ファッションでした)

 

問題はその次なのですが…

 

 

立海私服ダッッッッサ(歓喜)

 

 

多くの人の涙がここで引いたことでしょう

 

 

特に真田弦一郎がやばい

ニュアンス系のグレーのパーカーに黒スキニー黒帽子なんですが、田鶴くんの身長にあわなかったのかちょっとショート丈パーカーになっていて本当に笑います

あと柳蓮二の首の詰まったピンクニット中にさらにシャツを合わせる首詰まりすぎコーデも謎

赤也のチェックトップス赤スキニーはダサかわいかったけど、あとブン太もまだセーフかな…幸村くんもモダンダンスの衣装みたいな服で三強どうした?????

 

今回は青学だけの歌ではなくキャスト全員が歌います

例によって立海パートがあるのですが

 

気に入らないところも付き合う間に

かけがえのない個性として認めていたね

お前のいいとこ悪いとこすべて

わかっているのさ 友達だから

 

友達だから で向き合うのが3A、3Bなのが最高でした(ほかは幸村とジャッカル、柳と赤也だったかな)

 

テニス部だけど、普通の中学生で、クラスや委員会での絆もあって…

仲良しなのはダブルスパートナーや幼なじみだけじゃなく、おなじ時間を過ごしたチームメイトみんななんだな、と感じました

 

気のせいかもしれないのですが

かけがえのない個性として認めていた"な"

と歌っていた気がします

青学は「ね」立海は「な」ならすごいなと思います

 

 

 

M26 アンコールメドレー(GMKK〜FGKS〜フワフワ〜GMKK)

 

 

イントロがそのまんまGMKKでフワァ!となる会場

立海コールは「と、お前は言う」でした

そしてちゃんとライバルズパートも復活です!

 

 

コーレスがあの超難関応援コールではなくなり、簡単な復唱になりました(ありがたい)

 

菊丸「セイ!そろそろいくっしょ!」×4

  「みんなの大きな声、いい感じだ!」

 

柳生「セイ!レーザービーム!」×4

  「やる気満々 ジェントルマン!/ 」

 

金ちゃん「セイ!ふんぎぃ!」×4

              「ごっつい応援おおきに!みんな今日は来てくれてー??」

 

\ありがとーう!!!/

 

金ちゃんがそのまま「来てくれて」を言うのは意外でした!リョーマの仕事かと思っていたので!

 

 

客席降りはFGKS!

FIGHT ON! 戦い続けるのは

GET ON! 勝利に未来があるから

KEEP ON! ハイエナジーどこまでも

STEP UP! 血潮が沸騰するまで

FIGHT ON! GET ON! KEEP ON! STEP UP!

から

チャッチャッチャチャチャ チャチャチャチャ

ヘイ!

のくだりもあり、感動のあまり両手で顔を覆いました…

 

そしてデレレレレレレ♪と繋ぎが入り、

 

I LIKE YOU フワフワ
I NEED YOU フワフワ
YES THANK YOU フワフワ
I WANT TO MEET AGAIN

 

フワフワ絶対来ると思ってましたがやっぱり来ると嬉しいですね!

 

 

前が通路だった為目の前でものすごくいろんなことが起きたのですが、終演後にロビーで興奮しながら文字起こししたものをせっかくなのでそのまま残しておきます

 

 

ハイタッチできたひと絶対他にももっといたはずだが手を出して走り抜けていく系だと一瞬なので忘れてしまう
・ももちゃん あからさまな立海ヲタの私にも快くハイタッチをしてくださる アンコール中泣きそうな顔でわろてた為かも ありがとね
・ゆーた 前通路列のひとたち一人一人に両手タッチ 優しい めちゃいい笑顔だった
・白石部長 あからさまな立海ヲタな私の前でわざわざ立ち止まってハイタッチしてくれる
私の両手vs白石部長の左手だったけど包帯のザラザラ感が趣深すぎた

・GMKK目の前で煽る真田

・FGKSで煽るあくつ

・教授が博士を連れてきてくれて肩ハグ&腕コツン 泣いた
・目の前を歩くゆきむらぶちょ おてふりしてくださる
・不二兄もお手振りしてくださった
・きんちゃんがリョーマにぎゅー
・ジャッカル優作が前を通っていくときめっちゃ笑顔で両手で手振ったら気づいてくれてめっちゃ笑顔で片手でさわやかに手振ってくれた
私のこのあからさまなマスタード色と破顔でファンであることが伝わっていたら嬉しいな
・ミートアゲイン!でブン太に両胸を鷲掴みにされるも、微動だにしない真田「その程度か?」みたいな態度でめちゃくちゃ笑った

 

 

 

記憶と記録の限界

本当はもっといろいろあったはずです

 

 

 

 

 

 

 

終演

 

 

 

 

書き忘れていましたが前アナはジャッカル、後アナは大石でした

 

「俺たちが負けちまったばっかりに、立海三連覇を決めることが出来なかった…。しかしあの越前リョーマが記憶喪失だとはな。必ず戻って来い!越前リョーマ。そして優勝を決めるのは我らが部長、幸村だ!俺らの想いを背負って見せつけてくれ!お前のテニスを!」

 

大石はごめん本当に何も覚えてません

(スマホのメモに「おおいし」とだけ残されてました)

 

 

 

 

総括

 

 

開演してまだ二日目でしたがめちゃめちゃ感動できたし、歌などに不安もなく人に勧めたくなるような舞台でした!

そして全体的に綺麗にまとまっているなと感じました。

1stシーズンの演出からほとんど変更がなかったのは意外でした。2ndシーズンでは前後編に分けるのをやめて一続きにすることによって1stとはガラリと印象を変えていたので(新曲も多数あった)、3rdで元に戻るんだなぁ、と。

こうなってくると演出や制作側ではこれがかなり完成形に近いという認識なのかなと思います。

全国立海は前後編共に良曲が多いので続投が嬉しいものも多かったですが、再演にあたってもっと違う側面が見えても楽しかったかなとは思います。

 

個人的には立海全員の新曲が欲しかった!

M1、関東大会曲のリバイバルもめちゃ興奮しましたが、一部分でも新曲があればまたいろいろ考察のしがいがあったなぁと…

今からでも立海バラードとか作ってもらってもいいんですよ!?

 

あとDESTINYは青5の歌であってほしかったです

2ndシーズン以降、1stの青学バラードをガンガン歌ってしまってますけど、ちょっと思いとどまって欲しいなと思うこともあります。

聞いたら聞いたでいい曲だなあ!と泣いてしまうんですけどね…

凱旋くらいから青10バラードに変更になるんでしょうか??

 

 

 

◇仁愛リョーマについて

 

前編の記憶をなくしたリョーマがとても似合っていましたし、天衣無縫の無邪気さもとてもよく似合っていました。

演技臭くなく、かなり感情移入して観ることができたと思います。

歌もめちゃくちゃ上達してましたね!

天衣無縫を見越して彼をキャスティングしたのなら本当に運営は大天才だと思います。

公演通しての運動量が大変なことになっているので体を壊したりしないといいのですが…ご自愛くださいね。

 

 

 

リョーマと南次郎

 

3rdシーズンで変更となった演出には南次郎が関わっているシーンが多くあります。(冒頭でリョーマに「まだまだだね」と言う、『僕は誰』の「テニス楽しいか?」前の台詞など)。

川に落ちるリョーマの釣りものが胎児のようだという点など、リョーマの原点回帰を思わせる演出だと感じる箇所はいくつかありますが、今回多いなと感じるほどに南次郎が登場するのもその一つなのかなと思います。リョーマの原点、南次郎ですからね。遺伝子。

 

 

リョーマと手塚

 

個人的に『レベルアップ』の新曲の内容が手塚vs真田戦の『本来の姿』とちょっと似ている点は気になりました。青学がリョーマに手塚と同じものを求めているように感じるからです。

心配なんだけど期待せざるを得ない強さ、チームのために負けて欲しくない選手

それは「仲間を裏切らないその求心力」だし、

 

つまるところの青学の柱なのだなと

 

全国立海戦は青学の柱継承の物語でもあるという点を強く再認識しました

 

ライバルズ跡部vsリョーマのシーンでも、舞台奥で台の上でラケットを振る跡部を観れば誰もが関東大会手塚vs跡部を想起するしね。

 

 

 

◇立石幸村について

 

表情がかなり見える座席でしたが全体的に厳かな印象。表情は公演通してあまり変わらなかったと思います。しかしそれが原作の目のハイライトがない幸村ぽくはあり、リアルでした。

 

神永幸村は人間味のある幸村だったように思いますが、立石幸村は少し人を超越したもののような印象を受けます。

それは中の人の年齢に起因するのかもしれないなと思いました。

1stシーズンでは余裕を見せつけながら凶悪な笑みを浮かべたりリョーマの手を踏んだり(踏んでない)、立海のダークさを際立たせる強烈なキャラ立てがあったので比較が難しいですが増田幸村も神永幸村も当時20歳前後ですよね?

立石幸村は落ち着いている、達観しているという印象がかなり強いです。

 

余裕のある時も追い詰められている時も冷静で一定の真面目な顔をしているのでものすごく強そうに見えますが、それゆえ結構安心して観れてしまうというところがあります。

 

今後公演を重ねていくにあたってどんな幸村くんになるのかがとても楽しみです。

 

 

・幸村と友情について

 

回想シーンに『友情のテニス』が挿入されたのは大きい変更点の一つと言えます。あれをどう捉えていいのか未だに掴みかねているのですが、3rd立海はかなり友情を強調しているところがあると思うのでその一環なのだろうとは思います。

前編でのベンチワークでも思ったのですが、幸村くん、立海メンとはかなり普通に話しているし話しかけられていましたよね。部内で浮いていたり畏怖される存在ではなさそう。

比嘉戦での『永遠のエンブレム』幸村パートは当時どう受け入れられていたんでしょうか…どなたかブログなど残されてますかね。

 

 

 

・幸村と三強

 

また前編の話になってしまうのですが、真田が手塚よりも幸村の方に重きを置いている感じがする真田だったので(中の人のイメージかもしれないのですが)、ここの絆は強調されて見えてました。(幸村側からも「零式サーブだ!」と半歩踏み出して叫ぶ、試合後にグータッチを求める等)

 

そして私はそこへ柳も加えたい

後半を見ていて、(どこのシーンだったか忘れてしまったんですが、)真田がリョーマの記憶取り戻し隊に加入している間、柳さんが立海メンから少し離れたところで俯瞰するように立っていたところがあって、(『神の子』くらいのあたりかな…)

幸村不在時には真田が部長、柳が副部長の役割を果たし、真田不在時には柳が部長補佐の立場になる

そういう3人のバランスの良さを感じることができました

だからこそ敗退した瞬間に真田と柳がベンチから降り、幸村に歩み寄るシーンがしっくり来るしグッと来たんです

 

 

 

氷帝学園について

 

おまけの話なんですが、今回の日吉はものすごくお育ちの良い感がありませんか?氷帝戦の時はそこまで感じなかったのですが、立海後編で跡部と二人きりになると、非常に似ているなという印象を受けました。

ビブラートの掛け方や立ち姿がみうべに少し似ているところだったり、お顔立ちのおぼこさも、氷帝学園としての一貫性を感じたといいますか、

 

もともとテニミュでの氷帝学園の校歌って「氷」という跡部の属性を謳うもので、氷帝学園のキャラって意外と個性的なのにテーマがそれでいいのか?と思っていたんです。

でも今回の内海くんの日吉を見て初めて、いいじゃんと思えました。

日吉からおぼっちゃま校っぽさと跡部の次期部長っぽさが出ていて"氷帝学園ぽ"くて良かったってだけの話なんですけど、

テニミュは代ごとにキャラ解釈や立ち位置が違ったりして、それがおもしろいですよね!

2nd仁王のくぼひでが人気ありすぎて強さで三強を食いそうになってたのとかも

 

 

 

立海の卒業式について

 

※これは立海ヲタの妄想と戯言であってレポや考察ではないです

 

今回の立海卒業式で必要以上に泣けてしまったのは、立海メンの別れを初めて意識させれたからです。

立海大附属中はそのまま附属高があるので私は勝手に全員内部進学して高校でこそ三連覇狙ってくれると思っておりました。

 

青学は

手塚がプロになるため海外へ

大石が医者を目指すため外部受験(OVAネタ)?

タカさんがテニスを引退

という情報が揃っているので、それぞれの別れの言葉に違和感はないんですが、立海はライバル校の一つでそこまでの情報が描かれていないので同じことはできないはず…

 

個人的にもともと外部受験しそうと思っていたのは柳生(医学部を目指すため)と柳(乾と同じ高校に行きそう)ですが、今回かなり散り散りになるようなニュアンスだったので色々考えてみました。

 

 

まず仁王の「柳生、元気でやりんしゃい」はどう考えても進路が違える人の発言なので、かなり衝撃を受けました。

 

①仁王が附属高工学科へ進むため部活が別々になる

②柳生が医者になるために外部受験する

 

どちらも想定できますが、いやだよ…

高校でもまたダブルス組んでよ…(涙)

 

 

プラチナペアも別れそうでしたが変装コンビほど確信的な台詞は言っていません。

ブン太「またやろうな」

ジャッカル「おう」

のみです。

この二人はどちらも外部受験しそうにないので、もしあるとしたらジャッカルが故郷へ帰る?しかしそれならもっと他に言うことがあるような気がするので微妙です。

 

プラチナくらいの別れ方だと、立海大は引退ごとに一回ダブルスを解消することになるから高校でもまた組めるかはわからない(監督次第)っていう大妄想をすれば納得できます

 

 

柳は後輩の赤也とはどう頑張っても学年が違うので割愛

 

 

真田幸村も明確に別れを匂わせていたわけではないですが、「これからもよろしく」的なニュアンスが全くない対話だったので一旦進路が離れるのかなという感じ。

 

①幸村が手術のため海外へ行く

②幸村がプロになるために海外へ行く

 

手塚と同等の実力者の幸村ならプロから声がかかっていてもおかしくないと思うんですよね。

行くなら早いほうがいい。

でも個人的には幸村は「今度こそ俺たちで三年間天下を取ろう」と真田に言ってくれそうなイメージだったんですけどね…なので①ならギリ納得できます(いつか戻ってくる前提)

 

 

 

許斐先生しか分からない未来のことをテニミュでここまでやっちゃっていいの?と思うと同時に、もしかして確認のうえ?という疑念が生まれます。

 

2ndシーズンの「お前たち部長になったのか!」も、部長にならない人が混ざってたら後々問題になりますよね(赤也…)

 

 

だとしたら立海離れ離れじゃないですかやだー(泣)

 

 

 

ヲタクとしてはこういう演出をしよう!と思い立った時点で一度先生に確認して欲しいですが、もう確認済みだったらどうしようもないです

 

 

 

いろいろ書きましたがここで一旦終了に致します。

 

ここから他の方のレポや考察を拝読して少しずつ修正していきたいと思っていますが、自分が初見で感じた印象を取り急ぎ文字に起こしておきたかったので、忘れてしまう前に慌てて書きました。

 

1stシーズンのセトリやシーン配分を元にレポを書いたので順番などが違えばどなたか教えてください!切実です!

 

あと4回ほどは観劇予定ですので、そこでまた感じるものがあったら別途記事に残したいと思います。

 

 

ここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたらありがとうございます。

長文で失礼いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

191220 立海後編レポ②

 


2019/12/20 19:00

@日本青年館ホール

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

一幕については①に記載いたしました

tomstage.hateblo.jp


ここからは第二幕について書いていきたいと思います

 

立海の女なので着眼点がかなり立海サイドになってしまっていますが初見なので許してください…

 

 

 

一幕終わりの日替わりからの続きで始まります

 

田仁志「オリンピック選手いないし!道にも迷うし!これだから都会は!」

カツオ「これだから巨体は…」

田仁志「おい!わんがお土産で買ってきたちんすこうあるから、それ食べてでっかくなれ(ニュアンス)取ってくるから絶対ここで待ってろ!」

カツオ「え〜、どうしよう…どうなる…?」

堀尾カチロー「どうなる?」

トリオ「どどどどどうなる?」

 

客席悲鳴(vs氷帝の比嘉曲『どどどどどうなる?』を彷彿とさせるからですね

 

ですが特にその曲が始まるわけではなく、トリオの新曲です!

 

M12 トリオ新曲

 

トリオ どうなるの?どうなるの?

    ハラハラドキドキ

    手に汗握るって

    こういうことを言うんだね

 

手に汗握るって〜のくだりを何度も繰り返します

振付も手に汗握る!って感じでとても可愛らしいオシャレな曲でした

 

曲終わりすぐ特徴的な三拍子が響きます

 

 

M13 最終決戦

 

歌詞メロディそのまま復活です!

間奏のアレンジが少し違ったかもしれません

 

ラストラスト これがラスト
最後の戦い
マストマスト これが必然
選ばれし者の戦い
今日の日のため 長い年月
磨きぬいたテニス魂
有終の美を飾るのは
青学か立海か?

 

四天パートでは「青学」のところで金ちゃんがリョーマの帽子ポーズ、「立海」のところで白石が常勝ポーズをしていました

 

2番の同パートでは、歌うのが真田と跡部になります

ラストラスト〜を跡部が歌い上げ、そのあとは真田がずっと下ハモで支えます

 

真田にあえて「決勝に勝利するのは幸村か越前か?」を歌わせたのは意図があるのでしょうか

"愛の鞭"でリョーマ復活に寄与した真田は内心越前が幸村を破ることも想定していた…?

真田は自分にも自分たちにも絶対的自信があるし、だからこそ真っ向勝負ができるわけで

あんまり幸村負けるかも、と思っていて欲しくはないのですが…

 

立海パートでは円形の中心にいる幸村に突き刺すように立海レギュラーがラケットを向けるのでそれが幸村くんが今まで感じてきた「視線」のように思えて少し泣けました

(でもこのシーンじゃなかったかも)

 

 

 

そしてついにS1が始まります

 

リョーマ「病み上がりなんでしょ?アンタ。無理しないほうがいいよ」

幸村「いい目をしている」

 

の「いい目をしている」が、真田戦の雷を見た手塚の「良い打球だ」を彷彿とさせる、ゆっくり噛み締めるような言い方でした

そりゃリョーマも拍子抜けだわ

 

そのあとジャージを落とすゲームで負けた際の対話

リョーマ「あれ、ジャージ肩から落ちてるよ」

幸村「ボウヤ、これはジャージを落とすゲームじゃないよ」

リョーマ「あっそ、じゃあそのゲームは俺の勝ち」

 

ボウヤ、の言い方が幼い子に言い聞かすような、「やれやれ困った子だね、まったく」というようなゆっくり諭すような口調だったのが非常に萌え、ました…

 

ドリライ2018の

「君がそれだけ言うんだから越前って子は本当に可愛いボウヤなんだね」

という破壊力マックスの台詞を思っても、3rd幸村くんは越前のことを「可愛いボウヤ」程度に認識している可能性があります

(ただ、比嘉にフィーチャリングしてた時やチムパ、全国前編でも「待ってろよ青学 越前リョーマ」と発言しているので、リョーマのテニスの実力は認めている……でもジャージを落とすゲームとかそんなものは幸村にとっては幼く、どうでもいいことなので、やれやれという感じになるのかなと) 

 

しょっぱなから余裕全開

ジャージを落とすゲームなんかをされてもムッとしたり気にしたりしないタイプの幸村って感じです

 

ジャージの落ち方は、ツイストサーブの返球で右肩だけジャージが落ち、片手で左肩を押さえたまま2打目を返球、3打目で落とす、という感じだったのでスムーズで綺麗でした

 

赤也がジャージを受け取りにきます

それをそのまま畳みもせずに仁王に渡して仁王も特にたたまずそのままベンチに置いておいていました

 

 

 

M14 これでもう終わりかい

 

前々からヲタクたちの間で囁かれていた、立石幸村に歌ってほしい曲が堂々の復活です

メロディ、歌詞、一切変更なしの完全復活

とてもよく似合っていました

 

 

 

あまりに強すぎる幸村にも臆さず「やっぱり楽しいなぁ!テニスは!」とこれ見よがしに言いリョーマ百錬自得の極みを発動します

 

 

M15 傷だらけのチャレンジャー(新曲)

 

リョーマの能力が体力を超えているんだ!という一曲

『レベルアップ』の立ち位置ですね

青学レギュラーひとりひとりにソロパートがあり、それぞれリョーマの能力や勇気を称えながらも体力面の不安を歌う曲です

 

例によって覚えている歌詞だけ残します

(ソロパートの順番は自信ないです)

 

不二 勝利への意欲 偉いよ

  お前の負ける姿は見たくない がんばれ

青学 傷だらけのチャレンジャー

   青学を勝利に導くため 負けるな 越前

 

 

不二の「偉いよ」も印象的でしたが、

乾先輩の「ガンバレ」すごく泣いちゃいました

関東大会の乾vs柳のとき、データを捨てがむしゃらに戦う乾にリョーマがかけた言葉が「ガンバレ乾先輩!」でした

 

乾って後輩からも学んでどんどんいろんなことを吸収していく、素直でえらいですよね

海堂から粘りや精神力を学んだように、リョーマからもいろんなものを学んでいる

そしてあの時与えられた勇気をこんどはリョーマに授けようとしているんだなあと感じエモくなってしまいました

 

青学はこの曲でシリアスな曲調ながらもリョーマのことを素直に褒め称えています

1stシーズンとの違いはそこかなと思いました

『レベルアップ』では 大丈夫か越前 という歌詞があるように、リョーマへの不安があるけれど信じるしかない、というなスタンスだったと思うんですが、3rdでは心配をしている歌詞なのは大石だけで他は「お前はすごいやつだ!頑張れ負けるな必ず勝て!」という感じだったと思います

 

手塚vs真田戦の『本来の姿』と似ています

 

 

 

 

 

百錬自得→才気煥発でリョーマが一瞬優勢になったとき、「これはまさか…マズい…!」と幸村くんが零し、暗転します

 

真田「幸村が…負ける…?」

赤也「ふざけんな!んなわけあるかよ!」

 

回想シーンが入ります

 

センター付近の台の上でアンダーの役者さんが演じる制服幸村のシルエットが倒れていきます

コートの中の幸村とベンチの真田だけピンスポで抜かれています

 

医者「テニスなんてもう無理だろう」

真田「関東大会も順調に勝ち進んで…」

幸村「テニスの話はしないでくれと言っているんだ!もう帰ってくれないか」

 

従来ならここで幸村の絶叫と雄叫びがクロスして次のシーンに繋がるのですが…

 

 

M16 友情のテニス2019

 

暗闇の中でピンスポを浴びる幸村

下手ベンチで白い照明に当てられぼんやりと輝く立海レギュラー

 

幸村 違う時間生きていても

立海 お前の

幸村 心は一つだよ

立海 想い感じて

幸村 今日も明日もひとりだけど

立海 どんな時でも仲間だぜ

 

歌った!?!?!?

 

ここの改変は幸村と立海のチームワークを演出するためでしょう

 

立石くんは「みんなの友情に感謝する(永遠のエンブレムより)」タイプの幸村です

1stシーズンの増田幸村とは立ち位置が圧倒的に違います

友情をかなりフィーチャーされた3rd立海ではテニスの話はしないでくれ!と追い返したシーンも従来とは違うニュアンスになります

 

この歌を挟んで従来通り雄叫びに繋がるのですが、この位置に絶叫が入ると

①テニスが出来ないと言われたことへの絶望

②仲間に八つ当たりしてしまったこと

に対する2通りの慟哭があったんだなと受け取れます

(というよりそう受け取るしかないです!帰ってくれないか、の後すぐ絶叫が入る方が自然で良かったと思うのですが、あえてここに友情のテニスを入れるのには演出家の強めの意図があったのだろうと思います)

 

リョーマの大ホームランからの転倒、鼻血を経て、また懐かしのあの曲です!

 

 

M17 幸村のテニス

 

これこそが俺のテニス

お前の五感を奪う

それが俺のやり方

お前はただの木偶の坊

 

印象的だったのは幸村がものすんごく踊る点です

アントルラッセとかアクセルターンぽい振りもあったような…

従来はリョーマを操ってるという振付、そしてリョーマも操られているという感じでしたが、今回は幸村は踊っているだけでリョーマは勝手に動けなくなっていく

 

幸村のテニスって、元来相手が精神的なプレッシャーから勝手に五感を失うものであって、技とかではないんですよね 

だから幸村くんがリョーマに触れたりアクションを起こす必要はないんです

今回の幸村くんの自由気ままバレエはそれを強く体現していたと思います

 

振付師の人、いくらみうべがバレエダンサーだからって幸村にまであんなにバレエをやらせなくても良かったと思いますよ…立石くんが得意なジャンルではなさそうだし、あまりクルクル踊り回る幸村って想像できないので(跡部はできる)

 

立海レギュラーがおもむろにラケットを手に取り始めます

この曲で踊るためです

 

コート上に出てくるレギュラー陣

全員同じ振りだったので驚きました

 

従来は 時の流れも止めてしまう のところで真田の帽子芸(兼ちゃんより引継られし伝統)など立海メンバーのフリーポーズ4連発が行われていましたが、3rdではそれを関東大会不二vs赤也の『blood shot』で使用してしまっていますから、全国大会では無くなってしまいました

 

少し楽しみにしていた部分でもあったので残念でした……振り付けをこんなに変更するなら新曲でもよかったですね

 

 

この歌の後リョーマは触覚、視覚、そして聴覚までも失います

 

幸村「ほらどうしたボウヤ そんな探り探りのショットじゃあ…」

 

幸村「ボウヤの負けだよ この声すらもう君には聞こえてないだろうけどね」

 

 

 

M18 僕は誰(リプライズ)

 

完全暗転した後バックスクリーンに不穏なモヤのようなものが映り、曲の冒頭で台詞のあるキャラ(赤也、ブン太、ジャッカル、金ちゃん)と幸村、リョーマがぼんやりと光ります

 

金ちゃんたちはセリフを言い終わるとそっとハケていき、幸村も「やはり君は危険すぎる」と言い残して場を去ります

 

テニスってこんなにつらかったっけ

いや これはテニス

テニスって

テニスって

 

もがいていたリョーマも絶望し、しゃがみ込んでしまいます

体育座りで顔を伏せて泣いているリョーマの元へ、若かりしサムライ南次郎が登場します

そしてすぐにはあのセリフに入らないのです

 

南次郎は「どうした?リョーマ」と声をかけますがすすり泣くばかりで返事がありません

「ほれ」と言って木の枝で小石を軽く当てて見せます

何度かそれを繰り返すとリョーマが手で払うようにそれを跳ね返します

そうすると南次郎が嬉しそうに「そうだ!やるじゃんよ」と褒めるのです

そしてあのセリフ

「なあリョーマ、テニス、楽しいか?」

 

リョーマはこの問いに対し泣き笑いで、うんうんと大きく頷きます

 

うん テニスって楽しい

だから今まで続けてきた

テニスを嫌いになれるわけない

だって だって だって

テニスって

楽しいじゃん!

 

今、五感を奪われ幸村への恐怖や絶望でいっぱいになっているリョーマではなく、幼少期になにか嫌なことがあったリョーマに対して父親である南次郎があやして慰めている

そしてリョーマはやはりテニスの楽しさに何度でも気付くわけです

 

全国立海後編はリョーマの原点回帰の物語であると再認識しました

冒頭で「先輩たち…」のあとに言葉を続けないリョーマ

前編ウィニングロードで「そう勝つことはできる でも俺はもっと高みに上り詰めたい」と歌い上げたリョーマ

生まれ直すことでその壁を超えたんですね

生まれ変わっても何度でもテニスを選択する…

やっぱり君が主人公だよ、リョーマ

 

 

 

M19 天衣無縫の極み2019

 

今夜が明けたようだ

これで昨日と繋がった

過去から続くラリーのボール

これから明日へのサーブだ 

 

そして

 

思い出したぜ

テニスと出会った頃

なにもできなかったけど夢中で追いかけたボール

上達するたび新たな技にチャレンジして

勝つために追い詰めた自分の壁の向こうに

見つけた気がする 天衣無縫の極みの扉

 

2ndシーズン『辿り着け、天衣無縫の極み」から1stシーズン『天衣無縫の極み』のバトンタッチです

 

ヲタク、泣かないわけない

 

もともと仁愛くんの『天衣無縫の極み』が聴きたかったのですが2ndでも新曲になっていた箇所なのできっと今回も新曲なのだろうと思ったのです

 

キメラになるのは想像していませんでした…!

 

Aメロは1stバージョン、幸村パートから2ndバージョンと編曲されています

 

先ほども書きましたが立石幸村は増田幸村とは全然違います

個人的には1stの「常勝する それこそ掟 」の部分が3rdシーズンには合わなかったのかなと

なので幸村パートが「暗中模索から〜」なのは納得いきます 「勝って勝ち続けてまた勝って その結果のみが俺の生きる証」 です

 

 

アハハと声に出して笑うリョーマ

無邪気で本当に楽しそうです

 

 

 

 

M20 お前はプリンス

 

歌詞は1stの方でした

 

立海ベンチはまだ諦めていないけど、かなり焦っている様子でした

 

仁王が「あいつここにきて盛り返しはじめたぜよ!」と叫んだとき、ブン太が必死な顔でガクガクと頷いていたのが印象的でした

 

赤也の「幸村ぶちょー!!!」は大絶叫でした

彼もう試合を見ていなかったと思います(目をつぶって体を折って叫んでました)

 

サムライドライブで分裂したボールはバックスクリーンに映し出されて、「死角はない!」と幸村が二つ同時に返球したものが一つに重なって、そして

 

 

ゲームセット!ウォンバイ越前リョーマ!6-4!

 

 

歓声の中呆然と歩いてくる幸村に真田、柳が近づきます

頷く真田と無言でラケットを受け取る柳

 

3rdは三強の絆もしっかり描いていたので、2ndでも同様の演出だった気がしますが今回の方がグッとくるものがありました

 

 

 

M21 バンザイ〜ワッショイ

 

キメラです(端的)

菊丸がアクロバットしながら歌っていたのがすごかったです

サビのワッショイは2ndと同じでバックスクリーンの胴上げ写真と舞台上の胴上げがシンクロする形でした

 

ここの最後のセンターが海堂だったのが個人的にすごくよかったです(厳密にセンターではないけれど中心で最も前にいたと思います)

 

手塚が祈ったように、青学の時代を再び築き上げるのは彼です

青学の未来を象徴しているように受け取れて、最終回だけど今回の優勝がゴールじゃないんだよ、というメッセージのように感じられて泣けました

 

たまたまなのかもしれないですが…笑

 

 

 

 

 

 

立海の女なので思うところが多く少し長くなってしまいました

 

ここ以降は一旦③に分けたいと思います

 

 

↓③

tomstage.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

191220 立海後編レポ①

2019/12/20 19:00

@日本青年館ホール

ミュージカルテニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

 

観劇してまいりました。

昨日が初日のため、本日の公演が自身の初日であるという方は私以外にもたくさんいたと思われます。(観劇中のリアクションや開演前の周りの方のお話し声からそんな感じがしました。)

 

Twitterを見るのをやめてネタバレ遮断をしておりましたのでかなり新鮮な気持ちで見ることができました。また、目の前が通路の超良席だったので全体も見え、表情も見え、後編最高の幕開けとなりました。

 

1stシーズン、2ndシーズンとの演出の違いをメインにレポしていこうと思います。

 

※めちゃめちゃネタバレします。

※偏見や個人的意見がかなり含まれます。

 

当方テニプリ10年来のライトヲタ、立海の女です。

ミュは全国立海公演のみ1st〜3rdまで全て観劇してますが他校の公演は半分くらいはDVDで履修した程度ですので、そのくらいのヲタであることを認識された上でご覧ください。

 

 

 

開幕

 

暗闇に浮かび上がる幸村不在の立海

センターには真田

 

真田「都大会、関東大会、全国大会を無敗で勝ち進む!」

全員「イエッサー!」

 

神奈川県大会じゃないんだ…と思ったのですがそんなこと考えていられないくらい信じられないことが起きました

立海新曲ぽいイントロが流れたのでワクワクしていたら

 

なーんのたーめにー

 

まさかの『勝つことが使命』

 

 

M1 立海メドレー(勝つことが使命〜非情のテニス)

 

ここで聞けるとは思っていなかったので死ぬほど仰天しました

 

立海が冒頭で歌うとするなら、前編の青学の前日エピみたいな感じからの新曲か、リバイバルで『常勝立海』じゃないかなと勝手に想像していたのでめちゃくちゃ興奮しました

 

仁王柳生 何のために俺たちはテニスをする

丸井桑原 それは勝つために他ならない

赤也 負けるのは恥 屈辱でしかない

 勝つためだけに俺たちは戦う

立海 それが使命

〜間奏〜

真田 負けてはならぬ 必ず勝て

立海 負けはいけない絶対勝つこと

   それが掟

 

ドーーーーーン

 

これ聞けただけで来た価値があったなと思いました

迫力がありすぎる、そして幸村不在の中立海が努力を重ねてきたのがよくわかる

 

うーん立海の服装、制服だったと、おもいます(曖昧)

 

個人的に赤也パートが負けるのは恥〜のところだったのが非常に良かったです

 

 

 

場面変わって

アメリカのジュニア大会で優勝した越前が名門青春学園へ入学だって?」

と、声が流れます

 

そしてまさかの佐々部登場

正直リリアデント・クラウザーのときよりもビビりました

 

ピンスポを当てられていて、動きません

落ちたラケットを拾おうとする姿勢の佐々部に対してリョーマが「ぴんぽーん」

上から掴むように待つのがイースタングリップ、握手のように持つのがウエスタングリップだよ、と教えてくれます

 

これが当公演でのリョーマの初めてのセリフになります

確かに初期のテニスの王子様の中でも特徴的なシーンなので組み込むのは納得がいきます 

その後まさかの荒井まで登場 ラケットをリョーマに向けて突き出した状態で止まるのでつらそうです

桃ちゃん先輩が「荒井!先輩たちがいないからって新入生をいじめちゃいけねーな、いけねーよ」と声をかけます

 

その後は2ndの冒頭と同じでした

 

乾「生意気なルーキーだが、こいつ、来るな」

のような感じで初期に試合をしたメンバーと堀尾がピンスポ浴びていくやつです

 

リョーマ「ここへ来てよかったよ。いろんなテニスを倒せるからね。でも先輩たち」

 

従来ならここで「まだまだだね」と言っていたところが、無言

 

下手に少し高い台があり、その上に南次郎がいます

そして南次郎が言います

「まだまだだね」

 

リョーマはにゃろう…と、がむしゃらにラケットを振ります

 

 

M2 I'm always winner〜ポジティブシンキング(青学新曲)

 

I'm always winnerを歌い上げるリョーマ

 

確認したら小越リョーマも古田リョーマも歌ってましたが、なぜか柳リョーマが思い浮かんだので、歴史を感じ鳥肌が立って泣きそうになりました

 

青学新曲すんごくよかったです

 

「ポジティブシンキングで」

と繰り返し歌う青学レギュラー陣

それぞれのソロパートが長めにあり、またみんな歌が安定していて非常に聞き取りやすかった、でもさすがに歌詞の全てを把握することはできませんでした

「俺とお前はいつでも僅差の勝負」

というところだけ覚えています

 

以下ソロパート覚えている単語だけ並べます

(ソロの順番はこれで合っているはずです)

 

手塚 (忘れました)

大石 (忘れました) 

  …頭脳プレイで目に物見せる

河村 パワー全開…待ったは無しだぜ 

海堂 俺を舐めるんじゃねぇ …

菊丸 ひょひょいと…縦横無尽に飛び回るぜ

不二 … 勝利者宣言 頼もしい限り

桃城 優勝だけがみんなの願い…

リョーマ みんなの鼓動が………

                  このチームの一員になれて良かった

 

 

青学の良さってやっぱりこのキラキラですよね

チームワーク!勇気!夢!

個人的にタカさんパートのハイトーンがすごく好きでした

そして不二の勝利者宣言〜のところはめっちゃ印象的でしたので強烈に覚えています

2ndシーズンのガッツ!で矢田不二が青学を率いて闊歩しながら高らかに歌った「この勝利者宣言みんな聞こえてるね」を彷彿とさせるからですね

 

手塚と不二のダンスがちょっともったりしているのが可愛かったです ああいうダンス苦手なんでしょうか

 

 

 

場面変わって

 

トリオがライバルスを探しにいきます

堀尾「でも越前のやつ、何で記憶喪失なんかになったんだろうな」

というきっかけ台詞で滝のシーンへ移行します

ここは従来とほぼ全く変わりません

ただ技術がめちゃくちゃ進歩していました

 

バックスクリーン一面に滝、上下それぞれにリョーマと南次郎がのる岩、その間をリノリウムの上スレスレにスモークが走っています

照明とスモークで本物の水面のようでした

 

リョーマにブランケット?をかけてあげる南次郎が岩間を移動する際、パシャパシャと水の音がしてリアルです

 

今までは川の中のちょっとした石を渡る形で濡れないように移動していた気がするんですが、はかまをたくし上げて濡れながら歩いていました

 

演出に技術が追いついた、ということなんでしょうか

 

 

M3 新たな世界へ

 

メロディも歌詞も完全にそのままだったとおもいます

1stの方を続投は意外でした

(これこそ新曲になる枠だろうと思っていたので)

2ndで新曲作っていたと思ったんですが作っていなかったです…ずっとこの曲なんですね

 

 

 

 

リョーマくん、翌日には木の枝で石をまともに打てるようになりますが、巨木が流れてきてバランスを崩してしまい、川に落ちます

そして記憶喪失になってしまうわけですね(端的)従来通りです

 

 

 

南次郎がお花畑のなかをちょっとしたトロッコみたいなもので移動していきます

(2ndシーズンまでは列車に乗っていたのですが、3rdでは駅までたどり着けなかったようですね)

鉄腕DASHTOKIOが作ったような、手でポンプみたいにレバーを引き、それで進んでいくみたいなトロッコです

多分軽井沢の現地の人みたいなひとが操縦しているのですが途中で寝てしまい、坂道だったので転がって元の場所に戻ってしまう

全国大会の結果を知りたい南次郎が慌ててラジオをつけますがノイズで聞こえない

相変わらずアナウンスはえなってる声で、相葉っちを思い出してしまいますね

 

 

ラジオのシーンが出てきたということは、あれじゃないですか

あの1stシーズンでめちゃくちゃ大人気だったハイライト

前編で行われた試合を振り返る、青学と立海の超かっこいい曲です

 

 

ここで流れてきたイントロが全然知らないニュアンスの曲だったので、新曲だ!と思いました

しかし、登場したのが仁王とブン太

え、もしかして。まさか、まさかなのか??

 

メロディがハイライト来たーーー!!

 

立海 最後の勝負だ

   勝つのは我々立海

   ………

 

歌詞が違う!?!?!?

 

 

M4 ハイライト

 

容赦のないアタック

手加減知らずの強者

ぶつかり合いせめぎあい

勝利者たちが手にする決勝

 

の箇所がまるっと別歌詞でした

残りがどうしても思い出せないのですがかなり立海サイド側の歌詞だったと思います

 

その後の歌詞は同じでしたがS3の手塚vs真田で「向こうに入らんかー!」と声が響き、まさかの台詞入りなんだ!?となります

 

D2では乾の「ウォーターフォール!」から始まり赤也の「狙うのは♪」など、その台詞入れるんだ、というようなものがちょいちょいありました

しかもこの時の青学パートの歌詞が従来であれば

命取りの失敗 

判断ミスして敗退 

どんな技も破られる 

絶対なことなど何もない

 

というなかなか物騒な歌詞のはずが、かなりポジティブな歌詞に変更になっていました

 

何故?

 

ドンマイ とか 挽回のチャンス とか、青学っぽいワードが散りばめられていたと思います

立海の歌詞は夢見ていた栄光〜で変更なしでした

 

前編で『赤いデビル』で狂った後輩にボコボコにされる幼なじみを見て、耐えるようにジャージのエンブレムを握りしめる柳蓮二のリバイバルが見れます

 

S2は 仁王が「やれるもんならやってみんしゃい」と言っていたのは覚えています

不二はキラキララケットを使用していました

 

問題はD1なのですが、

メロディも歌詞も全然違う!!!!

元々は鎬を削る者たちよ〜 のところ、もうちょっと明るいニュアンスのメロディと歌詞でした

何故変えたんでしょう??

 

その後四天パート以降は変更なしです

 

しかし相変わらず良曲でした

ハイライトの変更箇所についての考察はまた後で載せたいと思います

 

 

 

曲が終わって、審判がS1の試合を始めます、とコールするところで印象的だったのは、丸井桑原ペアがすごく疲労していて、また悔しそうにベンチに戻ってくるところからだった点です

 

そうだよね、前編と後編に分かれているけど本来なら一続きの試合だものね、と感心してしまいました

 

金ちゃんと幸村部長の一球勝負のくだりまでほぼ一緒です

 

 

 

 

M5 僕は誰

 

僕はーーー誰ーーー

というリズムだったのが

僕はーー誰ーーーー

と半休符分くらい早くなっていました

 

曲終わりに桃城海堂乾が口々に「思い出せー」「思い出せー」とリョーマを取り囲んでカノンします

呪いの儀式のようです

(※祈りのよう、と言うべき)

 

 

満を辞してライバルズ登場です

3rdならではの特殊な演出はなかったと思います

ネットの移動をカチローとカツオがずっとやってて大変そうでした

 

個人的に気になったのは裕太くんです

3rdの裕太くんはツンデレみよりも優しくて良い子、という感じが強いですね

リョーマが裕太の名前を思い出せそうな時すごく嬉しそうな顔でおお!おお!って言ってたのが可愛かったです

 

ライバルズのシーン、全体的に長すぎず短すぎず気持ち良かったです

 

唯一日替わりが可能、少しふざけてもOKなシーンなので楽しみに観れます

 

(※日吉若2年アグレッシブベースライナー…のくだりでリョーマに日吉の好きな言葉を思い出させようとするところが日替わりのようですね

12/20は「げ…げ…ゲームオーバー」「終わっちゃったよ」でした)

 

リョーマvs田仁志戦後、倒れた田仁志を起こそうと苦戦する海堂が、困って桃城に「なぁ…これ…」と(オフマイクで)声をかけ、桃城の方も素直に見にきてあげてたのがすごく可愛かったです

リョーマ記憶取り戻し隊の中では乾が高身長で桃城海堂が比較的小さいので二年生、って感じがして愛おしかった………

 

 

 

M6 ライバルズ

 

完全復活です!

まさか復活するとは全く思っていなかった…

というのも、この曲は1stシーズンでのライバルたちのソロのリプライズ組曲なので、それぞれのソロ曲がだいぶ様変わりした3rdシーズンではさすがに新曲になると思っていたのです

3rdキャストのみなさん自分の曲でやりたかったんじゃないかな、大丈夫かな?

 

しかしヲタクはイントロの時点で懐かしさのあまり息絶えました

そしてやっぱりめちゃくちゃ良い曲だなと思いました(語彙力)

 

 

変更点は、キャラごとのパート間がワンエイト分長かったのと、田仁志のソロパート(3rdシーズンの『荒業の果てに』のリプライズ)があったところ、日吉の『下克上』のキーが少し高かったところくらいかな

 

 

 

続いて真田と跡部リョーマの記憶取り戻し隊に参加するシーン

 

真田のテニミュ史上最短ソロ『正々堂々』が倍の長さになっていました

 

 

M7 正々堂々2019

 

真田 愛の鞭とはこのことを言う

   つらさの果てに本来のお前がいる

 

あまりにも仰天したので強烈に覚えているのですが、聞き間違いじゃなければ彼、「愛の鞭」って言いました。すごいな????

 

たしかにでも真田の赤也への接し方なども、愛の鞭なんだろうなとは思います

愛のある男真田弦一郎、推せます

 

「無我を意識的に操れるところまで来ていたか」とか「そろそろか 我が心既に空なり 空なるが故に無」などの言い回しがあまりにもかっこよかったですね 

 

 

続いて跡部

 

 

M8 ライバルズ・跡部〜俺たちはブリザード2019

 

氷の世界の照明演出かっこいいですね!

舞台を縦にとってコートを構え、奥側で台の上に乗る跡部

関東大会の手塚vs跡部戦を思い出します

 

そしてまさかの、 

 

跡部 凍りつけ俺たちはブリザード

   お前の熱を氷に変える

 

『俺たちはブリザード』だ!!!!

 

最後の歌詞が変更で

 

跡部 そうだ俺様は氷帝

   王者を超えてみせろ

 

みたいな感じでした。エモい。

俺様は氷帝、ってすごくいいですね

氷帝を背負っていると言う感じで。

この青学vs立海後編でなぜか氷帝学園についていろいろ思いを馳せる瞬間が多かったので後ほど別個でまとめたいと思います

 

 

 

シーンが決勝コートへ戻って、金ちゃんvs幸村

 

M9 まさに神の子(新曲)〜デッドエンド

 

魔王、儀式、というより賛美歌!でした

白石と金ちゃんが歌う後ろで立海がああ神の子

〜と爆音でハモるので迫力がすごくて。

 

衝撃が大きくて歌詞全然覚えていないのですが立海は赤也と柳以外にソロパートがありました

 

立海 自由自在にテニスの森羅万象を司る

柳生 テニスに君臨する… (貴公子みたいな振り)

丸井 テニスを自在に操るマスター

仁王 相手は手も足も出ない 

桑原 …(試合を支配するのは?)あの神の子

全員 強すぎる 負けることはない

四天 俺たちはしもべになるしかないのか

全員 ああ神の子幸村

 

 

強すぎる、と歌い上げながらみんなマリオネットのような振付で踊るのですが本当に強いんだろうなという感じが伝わってくる(語彙力)

 

1stでは魔王感が相当強く、儀式のような歌でしたが、今回はそんなにダークな感じはしないんだけれど厳かな感じ、全知全能の神を讃える、アンセムですね

立海が幸村を信仰ではなく信頼しているのがわかるような歌だったと思います

 

デッドエンドはそのまんまでした

最高です

 

 

 

M10 鎬を削る者たち

 

ハイライトで削られてしまったのでここが新曲になるのかと思いきや、続投でした

じゃあなぜハイライトから消されたのかしら

 

 

 

M11 俺は行く〜テニスが俺の全て

 

スクリーンに青色の走る少年の影が映ります

リョーマのポエム朗読みたいなものが入ったので驚きましたが途中でサンキューライバルズの歌詞か!と気がつきました

 

歌い出しは『俺は行く』で、

思い出したぜ俺はリョーマ 
越前リョーマ 
テニスが俺の全て 

と『テニスが俺の全て』も入る、いわゆるキメラ曲でした

(タイトルずっとサンキューライバルズだと思ってましたが調べたらテニスが俺の全てでした)

違和感なく、良曲でした

 

バックスクリーンには走り続けるリョーマの映像が流れていて、ステージ上のリョーマと時々シンクロする動きをしていました

 

 

 

休憩入る前、田仁志とカツオの小コントがありました

オリンピック選手に会ってくる!と走っていなくなる田仁志にカツオが戸惑っていると振り向いたらもう幕が降りてしまってる

カツオ「閉まってる!?!?……休憩!!!!」

と叫んで休憩になりました

 

 

 

 

第一幕はこのような形です

 

感想や考察はいろいろあるのですがまずアウトプットで文字起こししておかないとすぐに忘れるので一旦事実を書き残したいと思います

 

とはいえ幕間にセトリや聞き取った歌詞を慌ててメモしたものに後から記憶を辿って肉付けしている感じなので間違っている可能性が大いにあります

ですので

ここが違うよ!とか

ここはこうだったよ!という箇所があれば教えていただけたら幸いです

 

 

↓続き 

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